JR東日本が、これまで実証実験を進めていた駅ナカシェアオフィス事業「STATION WORK」を8月1日から正式稼働させると発表しました。
いくつかの施策が考えられていますが、第1弾として、ブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」を東京、新宿、池袋、立川にオープンします。
このSTATION BOOTH、昨年末~今年の初めに東京・新宿、池袋の各駅で実証実験を行ったほか、現在も立川に設置されています。なお、立川の実証実験は7月24日で終了し、8月1日までは利用できないとのこと。
実証実験中は無料でしたが、正式稼働後は15分250円(税別)になる予定。ただし、キャンペーン期間中は15分150円(税別)で利用できます。なお、2人用ブースは15分300円(税別)、キャンペーン期間中は15分200円(税別)。
デスクや椅子はもちろんのこと、モニターや電源、Wi-Fiも利用可能。空調やアロマも備えるとのこと。
あらたにSuicaでの決済が可能になったほか、会員登録をしなくても、その場で空きがあれば利用できるようになります。会員登録していれば、専用WEBサイトから15分単位で2週間先まで予約が可能です。
価格が若干高い気もしますが、ブースにこもって仕事をするというより、移動中の空き時間にメールを一本書く、テレビ会議に参加するといった使い方を想定しているのかもしれません。
本格的に仕事をしたい場合には、コワーキング型の「STATION DESK」が今秋、東京丸の内地下改札外にオープンするとのこと。ただ、料金はSTATION BOOTHと同じになるようです。
(source JR東日本(PDF)、STATION WORK)