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格安SIMでもRCSが利用可能に。Androidメッセージのベータ版で

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次世代コミュニケーションサービスRCSといえば、日本では「+メッセージ」で利用できますが、Android標準のメッセージアプリもRCSには標準対応しています。

とはいえ、利用するにはキャリアのサポートが必要なため、国内では+メッセージ以外では利用できず、かつ相手も+メッセージを使っている必要があるという状況です。

しかし、メッセージのベータ版を利用し、キャリアがサポートしていなくてもほとんどのAndroid端末でRCSが利用できる方法がRedditで投稿されました。

必要なのは、メッセージのベータ版Activity LauncherなどAndroidアクティビティを弄れるツールのみ。

メッセージのベータ版をインストールしたあと、Activity LauncherでAndroidメッセージを探し、「Set RCS Flags」の「ACS Url」で「http://rcs-acs-prod-us.sandbox.google.com/」を選択。「OTP Pattern」で「Your \ sMessenger \ sverification \ scode \ sis \ sG-(\ d {6})」を選択。

あとは、メッセージアプリに新機能の通知が出るので、それに従うだけです。使えるようになると、メッセージアプリの「設定 > チャット機能」が有効になります。

▲左:通常の表示、右:RCSが有効な場合の表示

試しに、docomoとauの回線間でメッセージを使ってURLや画像を送ってみましたが、ちゃんと表示されました。

もちろん、相手もRCSが使えないとダメですが、お互いにPingを送りあってRCSが使えるかどうかを確認しているようです。

Googleは6月に英国とフランスで、キャリアがサポートしていなくてもRCSを利用可能としていました。ひょっとすると、他の国での展開も視野に入れているのかもしれません。

ただ、おそらくベータ版で利用できるのはGoogleの意図することろではないと思うので、すぐにブロックされてしまうかもしれません。

+メッセージを使えばいいという話ではありますが、MVNOでは使うことができないので、MVNOユーザーでRCSの雰囲気を味わいたい人は、今のうちに試してみると良さそうです。ただし、SMSを利用可能な回線が必要です(IIJmioの回線では利用できました)。

(via 9to5Google)
(source Reddit)

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