総務省の指導により、通信料金の引き下げや違約金の値下げ等、さまざまな施策が行われてきた通信料金ですが、実はユーザーが支払っている月額料金は2016年から増加しているとの調査結果をMMD研究所が公開しました。
それによると、平均月額料金は2016年から増加しており、大手3キャリアで590円増加、格安SIM(MVNO)でも822円増加しているとのこと。
格安SIMでは、毎月2000円未満というユーザーが年々減少しており、より多くの料金を支払っているユーザーが増加しているのが分かります。これは料金の値上げではなく、格安SIMをより多く利用するようになった(通信量が増えた)結果ではないかと考えられます。
利用している通信量がどのように推移して、通信単価がどう変わってきたのかというデータも欲しいところ。イメージとしては通信単価は若干下がったものの、通信量の増加がそれ以上になっている気がします。
(source MMD研究所)