昨年12月に発売開始されたシャープのメディアタブレット、GALAPAGOSですが、1年持たずに販売終了となります。
この度、メディアタブレット「10.8型ホームモデル(型名:EB-WX1GJ-B)」および「5.5型モバイルモデル(型名:EB-W51GJ-R,EB-W51GJ-S)」の生産終了に伴い、2011年9月30日(金)の正午をもって販売を終了させていただくこととなりました。
予想通りというか、なんというか。このブログでも、
だけど、失敗するんだろうなぁ。おそらくこの端末を気にいしているのは、ごく一部のマニア層だけではないかと思います。Sharpのサイトに出ているような働く女性や主婦層は見向きもしていないのではないかと。
中略
なんにしろ、1年後ぐらいには「そんなのもあったねぇ」という感じになっていそうな気がしてなりません。
と発売時に書いていますが、まさか1年持たないとは思いませんでした。これで「日本では電子書籍(端末)は成功しない」という実績をまた1つ積み上げてしまったのが残念です。
GALAPAGOSストア自体は存続するとのことですが、このまま尻すぼみになるのでしょうねぇ。
変に端末縛り、アプリ縛りをせずに電子書籍を出してくれれば、それなりに需要はあると思うのですが、今の日本は「自分の村を大きくすることしか頭になく、国の発展なんて二の次と考えている地方領主」が大勢いて、あちこちに村を開拓している状況っぽいですね。もちろん領民の利益なんぞ眼中にない。そのうち一揆が起きてひっくり返されるんじゃないのかね……。