先日、AirDrop似のAndroidのファイル共有機能の情報が伝えられていましたが、Samsungは、Galaxy専用の「Quick Share」を準備しているようです。
こちらもXDA-Developersが発見したもの。Galaxy S20+のソースにAPKが含まれていたとのことで、いまのところ他のデバイスでは見つかっていないようです。ただ、One UI 2.1に含まれる可能性はあるとのこと。今後、既存デバイスもアップデートで利用できるのかもしれません。
肝心の機能ですが、基本的には他の共有サービスと同じようなもの。サポートしているデバイスが近くにある場合には、それが表示され画像などを共有できます。他と少し異なるのが、クラウド共有の機能も兼ねている点。ファイルを一時的にSamsungのクラウドにアップロードし、Samsung SmartThingsデバイスとの共有も行えるとのことです。
メーカー独自のファイル共有としては、HUAWEIのHUAWEI Shareがあります。サポートしている端末同士で使う分にはかなり便利なのですが、他メーカーの端末で利用できないのは難点。
その点、OPPO、Vivo、Xiaomiは相互に利用できるクロスプラットフォームのファイル転送システムを2月から提供予定です。
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こういう仕組みが業界全体に広がるといいのですが、それは、Android標準の機能でいいのではないかという気もします。
ともあれ、SamsungのQuick Shareについては、2月11日のUnpackedイベントで明らかになると考えられます。
(source XDA-Developers)