Microsoftは2月28日(現地時間)、Cortanaの今後についてブログの中で明らかにしました。それによると、単独アプリとしてのCortanaは今後のアップデートで廃止され、Office系の生産アップに注力するとのこと。
これに伴い、サードパーティのCortanaスキルや音楽再生、コネクテッドホームなどの機能は使用できなくなるとのことです。ようするに、カレンダーの予定を確認したり、タスクを追加したり、音声でメールの作成・送信は行えるものの、照明をつけたり、音楽を再生したりといった機能は失われます。
また、Android向けのMicrosoftランチャーもCortanaのサポートはなくなるとのこと。こちらはすでに英国やカナダなど一部の国では利用できなくなっていますが、4月末にはすべての地域で終了するようです。もっとも、日本ではAndroid向けのCortanaは正式にサポートされてないので関係ありませんが。
結局のところ、汎用的な音声アシスタントとしての利用は諦め、OfficeやWindowsの操作支援に特化していくことになります。機能の集中と選択・・・・・・という雰囲気ではありますが、実質的には規模の縮小でしょう。
イルカのカイル君と同じ運命をたどりそうで、コルタナさんの今後が心配になります。とはいえ、Windows上で使ったこともないので困ることはなさそうです。
(via Windows Central)
(source Microsoft)