日本エイサーが電子コミックを読むのに最適なタブレットというマンガロイドを発表しました。
日本エイサー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:詹 國良(ボブ・セン))は、acer® ブランドから電子コミックに最適サイズな7インチのAndroid™ タブレット「ICONIA TAB A100」を発表いたします。「ICONIA TAB A100」は2011年10月下旬以降、全国量販店にて順次発売開始予定です。
現在発売中のICONIA TAB A500は迫力の大画面10.1インチワイド液晶でHD動画・HDゲームを楽しめることが特徴でしたが、ICONIA TAB A100は7インチ液晶で電子コミックを楽しむのに最適なタブレットであることが主な特徴であり、ICONIA TAB A100を『マンガロイド™』と名付けました。【日本エイサー】コミックサイズの7インチAndroidTM タブレット“マンガロイド™”「ICONIA TAB A100」を発表
何がどう電子コミックに最適なのかというと、手塚治虫全集400巻を閲覧できる「手塚治虫マガジン倶楽部」を搭載しているというだけのようです。しかもこれ、月1050円の有料アプリ。一応、48時間の試用ができる特別会員特典がついているそうです……。
正直、7インチのタブレットだったらなんでもいいんじゃね?と思わなくもないですが、4月末に海外で発売されているA100をいまさら日本に投入するにあたり、何かしら売りが欲しかったということなんでしょう。
スペックとしては、NVIDIA Tegra 2搭載。RAMは512MB。Gorilla Glass採用でATOKもプリインストール。OSは海外版と同じくAndroid 3.0でしょう。
販売価格は4万前後とのことなので、4万以下(3万円台)であればそこそこ売れるのではないかと思います。それ以上に価格になると、「iPadでいいや」という心理が働く人が増えそうです。
タブレット市場はすでに「iPad」か「それ以外」に2分されている感があるので、価格がiPadに近づくほど売れにくいでしょうね。