スマートリモコンNature Remoを手がけるNatureが、新製品「Nature Remo E lite」の販売を開始しました。価格は1万6280円(税込)ですが、5月6日までは外出自粛応援キャンペーンとして1万4800円(税込)で販売します。
Natureはスマートリモコンのイメージが強いのですが、Remo E liteはスマートリモコンではありません。スマートメーターと連動し、家中の消費電力を把握するためのデバイスです。Nature Remoなどのスマートリモコンと併用することで、外出先からも家電が動作しているかを(簡易的に)把握可能になります。
上位モデルのRemo Eが昨年発売されていますが、Remo Eがスマートメーターのほかに太陽光発電などのシステムにも対応しているのに対し、廉価版のRemo E liteはスマートメーターのみに絞って価格を下げたモデルです。
ちなみにスマートメーターというのは、家の外などに設置されている電気のメーター。昔はアナログメーターで検針員が読み取りに来ていましたが、最近ではデジタル化され、リモートでの読み取りに対応しています。都市部ではほぼ置き換わっており、2024年までに国内全世帯がスマートメーターに切り替わる予定とか。
肝心のRemo E liteで何が出来るかですが、基本的には先のレビューにあるRemo Eと同等です。スマートメーターから電気の使用量などのデータを読み取り、確認することができます。
よくコンセントに取り付けて、家電の消費電力を把握できるワットメーターがありますが、あれの家すべて版と考えるとわかりやすいでしょうか。ワットメーターが接続したコンセントの消費電力しか把握できないのに対して、Remo E/E liteは、大元で計測できるので、より正確な値になります。
この値、外出先からもリアルアイムに把握できるので、たとえばNature Remoなどを使いエアコンを外出先からONにした場合、現在の消費電力を見ることで、本当に動作しているかどうかを確認できます。
なお、Remo E/E liteを利用するには、電力会社が提供しているBルートサービスへの申し込みが必要です(無料)。
自宅で過ごす時間が長くなっているのにあわせて、電気料金もあがりがち。請求をみてから驚く前に、小まめに電気の使用量を把握し、節電・節約に努めたいものです。
(source Nature)