Makuakeで先行予約販売が始まった「SuperHub SE」をレビュー用に提供頂きました。この製品、名前からではわかりにくいですが、Nintendo Switchのドック機能も備えたUSB-Cハブです。
Kickstarterで3月からクラウドファンディンを実施していた製品で、そちらは6月に出荷が開始されるようです。なお、KickstarterではSwitch対応版と非対応版がありましたが、MakuakeではすべてSwitch対応版となっています。
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Makuake|欲しい機能全部入り!ビジネスにも遊びにもあらゆる機能満載なSuperHub SE|マクアケ – クラウドファンディング
似たような製品として、先日「GENKI Cover Dock」を紹介しましたが、基本コンセプトはほぼ同じ。サイズは一回り大きくなりますが、機能的にはこちらのSuperHub SEのほうが上です。
まず外観ですが、サイズは83x58x30mm。大体PD 60W程度のUSB充電器と似たようなサイズでしょうか。
ただ、電源はコンセント直挿しではなく、めがねケーブルを使うタイプです。
なお、オプションで、各国のプラグに適合するグローバルアダプタキットが用意されており、USプラグを利用すれば直挿しも可能です。
裏面にはゴム脚も。寝かせて使うのが正しい配置ですね。
インターフェースはUSB-Cが2つとUSB-A、HDMI。USB-Cのうち、中央のPDだけ書かれている方は最大18W出力の電源供給のみ可能。上のPD/Hub表記のほうはPD 30W出力で、5Gbpsのデータ通信にも対応します。
PCで利用する場合、SuperHub SEの電源を繋げなくても、USB-AとHDMIが使えるUSB-Cハブとして利用できます。電源を供給しない場合、中央のUSB-Cは利用できません。
なお、Nintendo Switchを利用する場合には、Switch側に給電が必要なため、電源接続が必須です。
先のGENKI Cover Dockの場合、USB-Cが1つしかなく、モバイルディスプレイを利用する場合には別途、ディスプレイ用の電源を確保する必要があったのですが、SuperHub SEの場合はUSB-Cがもう1つ使えるので、ディスプレイにも給電できます。
もちろん、Switchだけでなく、Samsung Dexなどでも利用可能です。
せっかくなので、PDの出力を計ってみました。まず上側のPD/HubのほうはMaxで30W出力。
中段のPD表記のほうは、Max18W出力で仕様通りでした。
なお、USB-C(PDのほう)とUSB-Aを同時に使う場合、2ポート合わせてMax15W(5V/3A)出力になるとのことです。
PD 30W出力があれば、ノートPCなどでも利用可能なものが増えるはず。モバイルディスプレイも一緒に持ち運ぶのであれば、かなり便利なアイテムと言えそうです。
Makuakeでのプロジェクトは7月20日まで。現在の最低価格は8180円となっています。
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