One-Netbookと国内正規代理店のテックワンは6月30日、8月に発売予定のゲーミングUMPC「OneGX1」の国内発表会を開催しました。
7インチ ゲーミングUMPC「OneGX1」
OneGX1は7インチのUMPCで、本体左右にNintendo Switchのようにコントローラーを取り付けられるのが大きな特徴。
これにより、いつでも持ち運んでゲームをプレイできるほか、机上に置いて通常のラップトップのように使うデスクトップモード、テレビなどに画面を出力し、コントローラーでプレイするTVモード、コントローラーを2人で使うテーブルモードと様々な使い方を可能にします。
なお、コントローラーは本体に固定できるとはいえ、Nintendo Switchのように本体装着時は本体から電源供給……というわけではなく、あくまでも本体に取り付けられるというだけ。電気的な繋がりはなく、本体固定時も無線接続となります。そのコントローラーの充電は、底面からUSB Type-Cで行います。
国内版のキーボードは、テックワンと共同で開発したという日本語配列。ゲーミングキーボードらしくRGB LEDで発光します。
なお、残念なことに国内版はすべて日本語配列で英語配列の販売はないとのこと。この手のガジェット好きは、海外からの購入を前提に体を英語配列に最適化している人も少なくないので、選べるようにして欲しかったなぁ。
ちなみに、8インチのOneMix 3Sと並べると、やはり一回り小さく、その分キーボードも狭めにはなっています。また、面積が小さくなったからなのか、指紋センサーも非搭載です。
そのほか、主な仕様としては、CPUは第10世代Core i5-10210Y、RAM8GB/16GB、ストレージ256GB/512GB。ディスプレイは7インチ 1920×1200で2048段階のスタイラスに対応(別売)。WiFi6に対応するほか、4Gモデルも用意されています。
インターフェースは、フル機能のUSB Type-C(USB 3.2)、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C(USB 3.0)、3.5mmジャック、microHDMI、microSDスロット。
GPUはCPU統合のIntel UHD Graphics 615なので、ゲーミングUMPCとはいえ、そこまでゴリゴリにゲームがプレイできるわけではありません。純粋にゲーミングUMPCとしての性能だけなら、Core i5-1035G7を搭載するGPD WIN MAXのほうが高そうです。
コントローラーを取り外せるというスタイルをどう評価するかで、OneGX1を選ぶべきかGPD WIN MAXにするかが変わってきそうです。
なお、テックワンでは、公式サイトで予約した人を対象に、別売りのコントローラー、オリジナルキャリーケース、microHDMI変換ケーブルをプレゼントするキャンペーンも実施しています。
7インチのOneMix 1S+
もう1機種、ゲーミングPCではありませんが、6月に発売された7インチの「OneMix 1S+」も展示されていました。
名前こそ「1S+」ですが、中身はほぼ2S相当。CPUは第8世代のCore m3-8100Y、RAM8GB、ストレージ256GB。カラーはOneGX1と同じライトグリーン(ブルー?)。
OneMix 3シリーズの8インチは大きいので、やはりUMPCなら7インチ。という人には良さそうです。
関連:
OneMix1S Plus | One-Netbookストア
おまけ
ところで、今回の発表会のお土産として、SD ディスティニーガンダムのプラモデルを頂きました。外装だけガンプラで中身が違うのだろうか?と思ったら、普通にガンプラ。
……なぜガンプラ?