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Sony Reader PRS-T1の余白調整機能とKindle4とのページ送り比較

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今回はSony Reader PRS-T1の余白調整機能について。PRS-T1でもKindleでも同じなのですが、e-Inkディスプレイを使用しているデバイスはグレースケールのPDF表示が弱いです。もともと16階調の表現力しかないので仕方がないのですが、PDFによってはかなり読みにくくなります。

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例えばこんな感じです(ちょっと見づらい写真ですが、明るさなどを調整してしまうと実物の雰囲気が伝わりづらくなってしまうのであえてそのままにしています)。

PDF化する際に手間ひまを掛ければ、それなりに読めるPDFが出来上がる(nookで手間ひまをかけた例はこちら)のですが、拡大表示してコントラストを少し強くするだけでも十分に読めるようになります。

ただし、kindleの場合は表示倍率が150%、200%、300%と固定のため、とても使い難い、というか使えません。

これに対して、PRS-T1は柔軟な拡大表示が可能です(トップの写真)。縦横の比率を変えることは出来ませんが、かなり自由に位置決めが可能です。

例示しているPDFの場合、下側に注釈用の欄があるので、この部分をすっぱりをカットして本文を大きく表示してみました。

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一見して見やすくなっているのがわかると思います。

本来はPDFファイルの余白が必要以上に広く認識されてしまう場合の補正用機能(手動以外に自動認識で余白をカットしてくる機能もあります)ですが、この機能だけはkindleにないPRS-T1側の優れた点です。

最後に、Kindle4とPRS-T1のページ送り速度の比較動画。

切り替え自体は両者とも同じくらいの速度です。PRS-T1はタッチ操作でもハードキーと遜色ない反応をしています。

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