Nitendo Switchのドック代わりに使えるアダプタは、いまでは数多く出回っていますが、その奔りというか、元祖だったかもしれないC-Force。これまでいくつかの商品を紹介していますが、集大成とも言える製品「CFS001」と「CF003S」がリリースされています。
そんな2製品を、C-Forceの国内正規代理店であるKALEIDOSCOPE KNOWLEDGE(K-ONE.)からレビュー用に提供頂いたので、レビューしてみます。
まず、CFS001ですが、アルミ筐体を採用したアダプタで、接続用のUSB-Cケーブルは固定(長さは約100mm)。
インターフェースは充電用のUSB Type-CとHDMI(4K出力対応)、USB-A(USB 3.1)の3つ。USB Type-Cポートは充電専用でデータ通信は行えません。
もちろん、Nitendo Switchのドックとして使える機能も健在です。Switchに接続し、CFS001に電源を接続すればドック代わりに利用出来ます。
これまで、C-Forceは接続順(電源を挿してからSwitchを繋ぐとか)によっては動作しないなど、若干ストレスを感じることもありましたが、CFS001ではそういったこともなく、安定性はかなり向上しています。さすがに初代からかぞえて4代目、3年経過しているだけのことはありそうです。
このほか、PCではUSBハブとして使えるほか、Galaxy端末を繋げばDeXの利用も可能です。ただし、PC利用の場合でも、USB USB Type-Cは充電専用なので注意してください。
もう一つのCF003Sは、既存のCF003のアップデートバージョン。プラスチック筐体に、ケーブルは着脱式。見た目はCF003そのままです。
とはいえ、中身は新しくなっており、CFS001同等の安定性と4K出力に対応したほか、これまであったUSB Type-Cのケーブルに向きがある問題を修正。正しくUSB Type-C対応となりました。
インターフェースは、CFS001と同じ、充電用のUSB Type-CとHDMI(4K出力対応)、USB-A(USB 3.1)に加えて、USB-A(USB 3.1)が側面に1つずつあります(USB-Aが計3つ)。USB Type-Cポートが充電専用なのは変わりません。
こちらもSwitch、DeX、PCで利用可能です。とくUSB-Aポートが多いので、PCで利用するならCF003Sのほうが向いているかもしれません。
なお、C-Forceのアダプタ関連は、今後この2製品に集約され、既存のCF001やCF008などは販売を終了するとのことです。
Switchのドック代わりになるアダプタは、ACアダプタ兼用のタイプも登場しており、選択肢が増えていますが、普段はPCで使いつつ、たまにSwitchでも使うというような場合には、よりコンパクトなC-Forceのようなアダプタの方が適しているのではないでしょうか。
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