Motorolaは、SamsungのDexやHuaweiのPCモードのような、「スマートフォンをディスプレイに接続してPCのように利用する」ソリューションを開発している可能性が示されました。
これは、12月1日~2日(現地時間)に開催された、QualcommのSnapdragon Tech Summitにおいて、公開された短いビデオの中に含まれているもの。
フリーフォームウィンドウにマルチタスクなど、洗練されたデスクトップ環境が表示されています。
ところで、古くからのスマートフォンユーザーなら覚えているかもしれなせんが、この機能はもともとMotorolaが10年前にWebtopとして提供していたもの。当時はディスプレに繋げるのではなく、専用のドックを備えたラップトップやタブレットに差し込んで利用する形でしたが、コンセプトとしてはそのままです。
しかしながら、Webtopは世に出るのが早すぎたのか、残念ながら2012年に終了してしまいました。それが1周回って復活するのは、なかなかに興味深いところです。
当時に比べてスマートフォン自体の性能も向上しており、十分にPCライクな使用が可能となっています。Snapdragon Tech Summitでのコンセプト披露となったのも、新しいSnapdragon 888であればより快適に使えるという意図を含めたものと考えられます。
果たして、本当に登場するのか、登場するとしてそれはいつなのかなど、詳細はわかりませんが、続報を期待して待ちたいと思います。
via: 9to5Google
source: Motorola(Qualcomm Snapdragon Tech Summit)