11月に巻き取り式のローラブルスマホのコンセプトモデルを公開したOPPOですが、今度は第4回中国国際工業デザイン博覧会(CIIDE)において、3つのヒンジを持ち使い方に応じてスタイル変更出来るコンセプトデザインSlide-Phoneを発表しました。
日本のデザインスタジオnendoとのコラボレーションで制作されたとのことですが、ローラブルスマホとは違い、あくまでもデザインコンセプト。動作するプロトタイプがあるわけではありません。
そんなSlide-Phoneは折りたたんだ状態ではクレジットカードサイズ。3つのヒンジの組み合わせでサイズや形状を変更できます。
スタイラスペンを内蔵しており、メモ書きにも利用可能と、なかなかに欲張りな端末です。
正直なところ、こんなに細かく折れなくてもいいので、2つ折りもしくは細長いスレート状でもいいので出して欲しいところですが、「デバイスのサイズが大きすぎる」ことへの解決案としてのコンセプトなので、小さくなることが重要なのでしょう。
もう一つのデザインコンセプトとして、完全ワイヤレスイヤホンを中心とした「music-link」も公開されています。完全ワイヤレスイヤホンとスマートウォッチ、AIスピーカー、ポータブル充電器のデザインが統一。
それだけではなく、完全ワイヤレスイヤホンの充電器にはイヤホンを保持するためのくぼみがあり、その上にポータブル充電器をカバーのように載せると、イヤホンとスマートフォンを同時に充電が可能になるとしています。
このほか、イヤホンをリング状に繋げてアクセサリーにしたり、スマートウォッチのベゼルのように収納したりといったデザインも公開されています。
あくまでもデザインコンセプトなので、このまま製品化されることはないと思いますが、今後も何かした面白い製品の登場を期待させてくれます。
source: OPPO