Nintendo SwitchのTVドック代わりになる充電器、GENKI Civer Dockなどを手がけるHuman Thingsが新しい製品となるGENKI ShadowCastのプロジェクトをKickstarterで開始しました。
ShadowCastは、HDMI出力をUSB-Cに変換し、専用アプリを介してパソコンの画面に映してプレイできるというもの。パソコンに取り込むことで、キャプチャーボード的に利用できるほか、WEBカメラに偽装することで接続したデジカメをZoomやGoogle Meetなどで利用可能となります。
アプリはM1、Intel版のMac用とWindows用を用意。インストール不要で使えるブラウザバーションも開発中とのこと。
モバイルモニターではなくラップトップの画面でコンソールゲームを遊びたいという需要は、それなりに多いのではないかと思いますが、それを簡単にかなえてくれる製品になりそうです。
HDMI 2.0に対応しており、Nintendo Switchのほか、Playstation 4/5、XBoxなどでも利用可能。USB-C出力は1920×1080@30fps、1280×720@60fpsをサポートします。
PCリソースの消費は最小限に抑え、かつゲームパフォーマンスのレイテンシーを最優先しているとのことなので、古いラップトップでも利用できそうです。ただし、Windows 7以降またはmacOS 10.15以降が必要。
現在の最低出資額は35ドルから。上手くいけば2021年3月に出荷の予定です。
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GENKI: ShadowCast for the Nintendo Switch and PlayStation 5 by Human Things — Kickstarter