2021年に5G対応したBlackBerryをリリースするとの発表があったのは、2020年8月のこと。そこから具体的な話は出てきていませんが、その新しいBlackBerryを手がける米スタートアップOnwardMobilityのCEOが、日経アジアのインタビューに答え、アジアでもリリースも念頭にあると語っています。
もともとQWERTYキーボードを備えたBlackBerry端末を開発していたBlackBerry(旧RIM)は2016年にハードウェア事業から撤退。その後、中国TCLと提携し、Androidを搭載したQWERTY端末をBlackBerryブランドで販売していました。しかし、その提携も2020年8がつに終了。その後、あらたに提携したのが米スタートアップのOnwardMobilityです。なお、OnwardMobility自身は市場開発、ようするにマーケティングを担当し、端末開発自体は台湾のFoxconnの子会社であるFIH Mobileが行います。
5GのQWERTY端末で、北米・欧州で2021年リリース以上の情報は出てきていないのですが、CEOのPeter Franklin氏によると、新デバイスは世界的なフラッグシップであり、アジア市場は私たちにとって非常に重要だと、アジアでの発売も示唆しています。
残念ながら、相変わらず具体的な情報はないのですが、詳細は数ヶ月以内に発表するとのことです。結局、8月から新情報は出てきておらず、本当に大丈夫なのかと心配になってきますが、とりあえずは、はやく端末の情報を出して欲しいところです。
via: Pocket Now
Source: Nikkei Asia