Androidの父ことAndy Rubin氏が立ち上げたEssential。Essential Phone PH-1をリリースしたものの、残念ながらその後は芳しくなく2020年2月には会社が閉鎖されました。しかし、そのEssentialが意外な形で息を吹き返すかもしれません。
中国OnePlusの共同創設者であるCarl Pei氏が立ち上げた新ブランド「Nothing」が、Essentialのブランドを取得したことが明らかになりました。
Carl Pei氏は、2020年10月にOnePlusを退職し、新ブランドNothingを創設。2021年上半期に初の製品としてワイヤレスイヤホンをリリースするとしており、公式サイト上でカウントダウンが実施されています。
このイヤホン、スマートホームテクノロジーとの統合を焦点にあてており、その後もスマートホームのエコシステムを拡充していく予定です。このため、Essentialブランドのスマートフォンがリリースされるかは定かではありませんが、Essentialではもともと、スマートホームデバイスのリリースも計画されていました。
また、スマートフォンのような縦長デバイスProject Gemを計画していたのも記憶に新しいところです。
ただ、ブランドを入手したとはいえ、EssentialのエンジニアがNothingに参加したのか、特許関連の扱いがどうなるのかは定かではありません。
ひとまずは、初の製品となるイヤホンの発表を待ちつつ、今後の展開に期待したいところです。
via: 9to5Google
Source: Intellectual Property Office