Googleは、5月6日(現地時間)、適切に設定されたGoogleアカウントについて、2要素認証をデフォルトで有効にすると発表しました。間もなく、対象アカウントでの登録が開始されるとのことです。
これは、5月6日のWorldPassword Day(世界パスワードの日)にちなんで発表されたもの。Intelが2013年に提唱したWorldPassword Dayは、もともとはパスワードをうまく使おうといったものでしたが、現在はパスワードだけでは不十分で、2要素認証を活用しようという内容に変化しています。
そんな2要素認証、もうほとんどの人が設定しているとは思いますが、デフォルトで有効になるのは、Googleからのメッセージのようです。これは、PCなどにログインする際、同じGoogleアカウントでログインしているスマートフォンに通知が出て、そこで承認するとPCでログインできるというもの。
ただし気を付けないと、見ず知らずのログイン通知を承認してしまいかねないので、通知に表示されるログイン場所や端末名などは忘れずにチェックが必要です。
そのほか、セキュリティキー、あるいはアプリやSMSを使ったコード認証も設定できます。
Source: Google