なんかSDカード絡みの記事ばかりですが、先日発表されたWireless LAN SDに準拠した製品が早くも東芝からリリースされるようです。
CES 2012 で、東芝が「世界初の無線LAN SDカード」こと FlashAir のデモを公開しています。昨年9月に発表された FlashAir はSDカードに無線LAN接続機能を内蔵し、ワイヤレスでファイルの転送ができる製品。たとえば一般のSD対応カメラで使えば、撮影した写真や動画をPCやスマートフォンなどの機器に転送することが可能です。さらにFlashAir対応機器同士で直接ファイルをやりとりしたり、クラウド上の写真サービスやソーシャルメディアへのアップロードにも対応します。
engadgetによれば、class6の8GBが$70程度で2月から出荷開始とのこと。
もろにEye-fiとかぶりそうな製品ですが、価格はこちらのほうがかなり安いですね。スマートフォンとの連携で言えば、Eye-Fiが専用アプリで直接画像を受け取るのに対して、FlashAirでは端末側からカードにアクセスしに行くという違いがあるようです。この辺の使い勝手がどのように受け取られるか(評価されるか)で明暗がわかれそうな気がします。