Biglobeは6月30日、モバイルサービスの新ブランド「donedone」を立ち上げ、7月1日からサービスを開始すると発表しました。au回線を利用した4G LTEサービスです。5Gは今後対応予定としています。
最近、MVNO各社はahamoなどMNO大手に対抗する格安プランを提供していますが、donedoneは、それらとはちょっと違った感じのサービスです。
まず、料金プランは月額2480円で。通信容量は50GB。音声プランはこの1つしかありません。ただし、その音声プランは、ベーシックUとカスタムUの2つに分かれています。
2480円で月50GBというのは、かなりの割安感がありますが、通信速度は最大で3Mbpsに制限されています(ベーシックU)。この通信速度を1Mbpsにする代わり、指定した3つのアプリの速度を無制限にできるのがカスタムUです。
なお、カスタムUの対象アプリは今のところ下記の10種類。この中から3つを指定することになります。指定アプリはいつでも変更できるとのことですが、一度変更すると1時間は再変更ができないとのことです。
ドネーション型サービスとうたう通り、月額料金の中から50円が指定した社会貢献団体に寄付される。寄付(支援)する領域は、「教育」「健康」「海洋」「環境」「医療」の5つがあり、この中からユーザーが1つを指定できます。なお、災害発生時には、これとは別に「緊急」という領域が追加されます。
もう一つ気になる特徴が、データ通信専用で月額0円のエントリープランです。通信速度は128kbpsになりますが、月50GBまで利用可能。今後、時間単位で高速通信を利用できるチケットも導入予定とのことで、とりあえず2枚目のSIMとして持っておくと便利かもしれません。なお、エントリープランはドネーションの対象外となっています。