レザー製スマートフォンケースや各種アクセサリーでおなじみの坂本ラヂオが、GRAMASシリーズの汎用スマートフォンケース「UNIVERSAL CASE」の先行予約販売をMakuakeで開始しました。価格は1万5200円から。
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プロジェクトの開始に先立って、プロトタイプを1週間ほど利用させてもらっているので、簡単に紹介したいと思います。
UNIVERSAL CASE、GRAMASらしい四角い形状のケースで、UNIVERSALの名前の通り装着する機種を選ばないのが特徴。ケースへの装着はナノ吸盤と磁石で行います。
磁石を使うので、スマートフォン側にもユニプレート(ようするに鉄板)を貼り付ける必要がありますが、本体が傷つかないように保護シートを貼り、その上に両面テープで貼りつける仕様です。
磁石で引きはがす方向の力、ナノ吸盤で左右にずれる方向の力をカバーしているとのことで、貼りつく力はかなり強力。両手を使ってもはがすのが大変です。使っているうちに自然にケースから取れてしまった……なんてことはないと思います。
ちなみにスマートフォンに貼り付けるユニプレートはばら売りもしているので、スマートフォンが複数台あるのなら、それぞれにユニプレートを貼り付けておけば、気分によってケースに装着する端末を取り替えられます。
そんなUNIVERSAL CASEの大きな特徴となっているのが、背面カメラの保護部分。背面もフラップカバーになっており、カメラ撮影時は背面のカバーも開きます。背面上部が大きくくり抜かれているので、最近のカメラバンプが大きなスマートフォンでも大抵のものには装着できるはずです。
ただし、Galaxy S21シリーズのようにカメラバンプが側面に繋がっている端末の場合、ケースが浮きます。ひょっとすると、OPPO Find X3 Proも怪しいかも。
ここが浮いたところで装着強度には影響なく、カメラに影が写ったりすることもないので問題ないと言えばないですけど。
なお、装着に鉄板と磁石を利用しているので、ワイヤレス充電は利用できません。FeliCaについては、アンテナ位置次第ですが、背面中央から上部に配置されているものであれば問題はなさそうです。Galaxy S21 Ultraはちょうど中央付近にアンテナがありますが、問題なく利用できました。背面カバー上部にはマグネットなども入っていないので、FeliCaはカバーを閉じたままでも使えます。
また、本体向かって右側面には、フレームがあります。このため、側面は大きく空いているものの、電源やボリュームは若干操作がしづらくなります。また、ディスプレイ面にも若干かかるので、画面外からスワイプするような操作は右側ではできなくなります。
前面カバーをマグネットで閉じるためで、これのおかげで汎用ケースにありがちな邪魔なベルトが不要になっているのですが、だったら上下のみに配置して、中央部分のフレームはなくしてもいいのではとも思います。
欠点らしい欠点はこの2点だけで、あとはかなり快適。最近はスマートフォンをそのまま、もしくはPITAKAなど極薄ケースで利用することが多かったので、普段使いのスマートフォンに手帳型ケースは邪魔かと思っていましたが、意外と使い心地は良かったです。
とくに、シュランケンカーフの手触りはなんとも言えないものがあります。その分、ケースを開いて使う際、内張の手触りがすべすべ過ぎるので、ここもシュランケンカーフにするなり、ピッグスエードにするなりして、やわらかい手触りだとなお良かった気もします。
MAKUAKEでの先行予約は、7月26日までと期間が短め。8月には一般販売も始める予定とのことですが、割引価格で購入できるのは今だけなので、迷っているなら購入をお勧めしておきます。
レザー製で2万円弱と、ケースとしては少しお高めですが、機種変更しても使い続けられると考えると、この値段もありなのではと思います。ただし、サイズはSサイズとRサイズの2種類あります。iPhone 12 Pro MaxからiPhone 12 miniのように、大きくサイズが変わると同じケースが使えないので悩ましいところです。
なお、対応を確認した機種の一覧も公開されているので、手持ちのスマートフォンがどちらのサイズかわからない場合にはチェックしてみてください。概ね、6インチを境に分かれているような気がします。
Source: Makuake