Microsoftが9月22日(日本時間23日0時)に開催したSurfaceイベントにおいて、Surfaceの新モデル、5機種を発表しました。
画面が拡大したSurface Pro 8
Surface Pro 8は、従来の12.3インチから13インチにディスプレイサイズが拡大。狭額縁化することで、横幅はむしろ小さくなりました。ただし、縦方向と厚みが若干増えています。
側面のインターフェースは、USB-Aが廃止され、代わりにUSB 4.0/Tunderbolt 4のUSB-Cを2ポート搭載。Surface Connectには従来通り対応しています。
CPUは第11世代のCore i5-1135G7とCore i7-1185G7で、Pro 7の2倍以上の処理性能になったとのこと。RAMは最大32GB搭載可能。
新しいSurface Pro Signature キーボードは、Surface Pro X同様に専用スタイラスのスリムペン2を収納できるスペースがついています。
日本では11月1日発売で、価格は14万8280円から。
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マイナーアップデートのSurface Go 3
Surface Go 3は、既存のSurface Go 2のマイナーアップデートに留まりました。画面は10.5インチ(1920×1280)で、本体サイズも変更はありません。
CPUのアップデートが主な内容で、Pentium Gold 6500Yまたは第10世代のCore i3-10100Y。RAMは変わらず4GBまたは8GBです。なお、日本では10月5日発売で、すでに予約可能ですが、なぜかCore i3モデルがありません……。今後追加されるのか、日本では出ないのか気になるところです。
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クリエイター向けSurface Laptop Studio
Surfaceの新ラインアップとして追加されたのが、Surface Laptop Studio。これまでSurfaceのフラッグシップはSurface Bookシリーズでしたが、それに代わるモデルとなるようです。
ディスプレイは14.4インチ(2400 x 1600)で、ダイナミックウーブンヒンジにより、通常のラップトップモードから、ディスプレイを少し立てかけるステージモード、完全に寝かせるスタジオモードに切り替え可能。スケッチや手書き作業が捗りそうです。
CPUは第11世代のCore i5-11300HまたはCore i7-11370HでRAMは16GB/32GB。ストレージは最大2TBに対応します。インターフェースは、USB 4.0/Tunderbolt 4のUSB-Cを2ポートとSurface Connect。
米国では10月5日発売で、価格は1600ドルから。日本での発売は2022年初頭を予定しています。
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Surface Pro XにはWiFiモデルが追加
ARMベースの独自プロセッサを搭載するSurface Pro Xは、モデルチェンジはありませんでしたが、あらたにLTE非対応のWiFiのみモデルが追加されました。これにより、従来モデルよりも100ドル安い900ドルからとなりました。
米国ではすでに予約を受け付け中。ただ残念ながら日本ではアナウンスがありません。
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このほか、2画面AndroidスマートフォンのSurface Duo 2も発表されています。
Source: Microsoft