Amazonと三井住友カードは10月12日、Amazon Mastercardのサービスリニューアルを発表しました。11月月1日から新サービスに切り替わります。
これまで、Amazon Mastercardには、年に1度でも利用すれば年会費が無料になるクラシックと、1万1000円の年会費がかかるものの、年4900円のプライム会員資格が付いてくるゴールドがありました。
ゴールドのほうは、リボ払い専用(枠を上限まで引き上げることで、事実上の1回払い専用カードに)にすることで、2年目以降にプライム年会費以下で利用できる方法があり、これで利用していた人も多いのではないかと思います。
サービスリニューアル後は、プライム会員の有無によりAmazon MastercardとAmazon Prime Mastercardに分かれますが、Amazonでの買い物時のポイント還元が異なるだけで、サービス自体は同じものになります。また、ゴールドにあったプライム会員特典は廃止に。代わりに年会費は永年無料となります。また、ゴールドと比較した場合、空港ラウンジサービスが廃止、旅行傷害保険が5000万円から2000万円に減額、ショッピング補償も年間300万円から200万円に減額と全体的にサービスが低下しています。
唯一、コンビニ3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)での利用時に、ポイント還元が従来の1%から1.5%にアップしたのがプラス要素となります。
個人的には、これまではプライムの年会費分がお得になるので、ついでにAmazon Mastercardを使っていたのですが、あえて使う理由がなくなってしまったかなぁという気がします。
ただ、従来のゴールドカードを利用している場合には、これまで通りAmazonでの買い物はポイント還元2.5%になるとのことなので、しばらくはこれを使い続けるかもしれません。
Source: Amazon