折りたたみスタンドでおなじみのMOFTが発売した、MOFT Snapノートパソコン用スマホホルダーをレビュー用に提供いただきました。
この手の製品は昔からあり、私もいくつか持っていました。最近、使う機会がなくなり過ぎて、行方不明になっていますが……。
スマホをマグネットで貼り付けるMOFT Snapノートパソコン用スマホホルダー
ともあれ、MOFTのスマホホルダーです。付属品は本体のほか、ペーパークリップとスマートフォンに貼るマグネットシート、マグネットシートを貼る際にスマートフォンの背面を保護するシール。
ノートPCへの貼り付けは、MOFTのPCスタンドでも使われている粘着剤。接着力が強いわりに剥がすのも容易で再利用が可能です。
ホルダーは折り目の部分で90度折曲がる仕様。折る前、折った後共にマグネットで固定されているので、ぶらぶらしたりはしません。
なお、90度に折り曲げ、かつ折られる側が長いので、13インチのDell XPS13に貼り付けると天板の上ギリギリに貼り付けても折り曲げ位置はかなり下側になります。
スマートフォンの取り付けはマグネット。MagSafe対応のiPhone 12/13であれば、そのまま固定できます。なお、13インチPCでの使用は、iPhone 12 miniなら問題はありませんが、iPhone 12/13 Pro Maxなどでは下側がぶつかるかもしれません。
いずれにしても、MOFT Snap ノートパソコン用スマホホルダーを使いながらスマートフォンの充電は、ケーブルコネクタが机上にぶつかり難しそうです。
なお、下側に寄ってしまうのはノートPCの右側に取り付けた場合。折り曲げ方向が逆になるので、ノートPCの左側に出す場合には上に寄ります。13インチクラスだと上に寄りすぎるという問題が出てきますが、大型のスマートフォンを使う場合には、こちら側のほうがいいかもしれません。
上辺に付ければ、スマートフォンを横向きで利用できます。メリットがあるのかは何とも言えませんが、参考までに……。
MagSafe非対応のAndroidなども利用可能
ちなみに、付属のマグネットシートを利用すれば、MgSafe非対応のスマートフォンも固定可能。Pixel 6でも利用できました。
また、保持することはできませんが、iPad miniであれば立てかけることはできました。
Luna Displayなどを使い、iPadをサブディスプレイ化する場合には便利かもしれません。
ペーパークリップでメモの固定にも
付属のペーパークリップを利用すれば、スマートフォンの代わりにちょっとしたメモを挟んで留めておくことも可能。13インチで利用する場合にはA4などの大きな紙は使えませんが、剥がれるのが心配な付箋などを挟んでおくのに良さそうです。
一緒に使いたい超薄型ノートパソコンスタンド
今回、レビュー用にもう一つ、非粘着タイプのMOFT 超薄型ノートパソコンスタンドも提供いただきました。ノートPCの裏側に貼り付けて使うタイプは以前から知っていましたが、非粘着タイプがあるのは知りませんでした。
貼り付かないということを除けば、機能的には普通のMOFTと同じです。PCとの接触面(ようするに通常は粘着剤がある面)は滑り止めのゴムになっており、ノートPCを載せても簡単にずれたりはしません。
Windows PCは、底面に通気口を備えるものが多く、粘着タイプのMOFTだとそれを塞いでしまい都合が悪かったのですが、こちらであれば完全に塞いでしまうこともなさそうです。
また、滑り止めが優秀なので、若干ずらして載せることで、通気のための空間を確保することもできます。
サイズは粘着タイプより一回り大きく、250 x 180mm。11.6インチから17インチのノートPCで利用できるとのこと。
MOFT Snapノートパソコン用スマホホルダーと合わせて使えば、13インチPCで下側に余裕がない問題も解決できます。
テレワークでのサブディスプレイ、外出時のスマホ置き場に
自宅で作業をする機会も増えていると思いますが、横に設置したスマートフォンんでビデオ会議をしつつ、PCではメモ書き作業などの場合にも役立ちそうです。また、外出時にスマートフォンのテザリングを利用する場合にも、MOFT Snapノートパソコン用スマホホルダーは、スマートフォン置き場として重宝しそうです。
なにより、使わないときには折りたためてかさ張らないのが大きな魅力です。