Googleが、次期AndroidとなるAndroid 13の開発者プレビュー1(DP1)を公開しました。Pixel 4以降にインストール可能ですが、DP1は開発者によるAPIのフィードバックを目的としたもので、一般ユーザーの利用は想定していません。このため、インストールにはファクトリーリセットが必要となります。なお、順調に進めば、4月にはベータテストが開始される予定です。
Androidのベータテストといえば、現在Android 12Lのテストが行われていますが、Android 13ではこれを包括するとのこと。現在実行されている2億5000万台以上の大画面Androidデバイスを活用できるようにするとしています。
そんなAndroid 13は、プライバシーとセキュリティに力を入れているとのことですが、ほかにもいくつかの変更点が紹介されています。
- フォトピッカーAPI:デバイス上のすべてのメディアファイルへのアクセス権限を必要とせず、共有された写真やビデオにアクセス可能になります。
- Nearby device permission for Wi-Fi : 位置情報を許可しなくても、アプリがWiFi経由で近くのデバイスを発見・接続可能なようになります。
- クイック設定:カスタムタイルを提供するアプリは、通知を介してユーザーにタイル追加を促せるようになります。
- テーマ別アプリアイコン: Android 12で追加されたMaterial Youダイナミックカラーをすべてのアプリアリが利用可能に。
- アプリ毎の言語設定: アプリ毎に優先言語を設定可能に。
- ハイフンの高速化: テキストが自動で折り返される際に追加されるハイフンのパフォーマンスが最大200%最適化されます(日本語では関係ないかも)。
このほか、大画面デバイスやChromebook、折りたたみデバイス向けのアプリの最適化も図られるとのことです。
Source: Android Developers