Kickstarterにて、最大4K@30Hzをワイヤレス転送でき、独自の転送技術で低遅延を謳う『PeakDo』がクラウドファンディングを実施しています。
PCやスマートフォンをディスプレイに接続する際、意外と邪魔なのがケーブルです。接続するだけという安心感はあるものの、物理的な長さに制限されたり、机上がごちゃごちゃしたりというデメリットも。ワイヤレスでキャストするという手もありますが、WiFi環境の影響を受けやすく、解像度が落ちたり、通信が不安定になったりすることもあります。
これらの問題を解消できるとしているのが、PeakDo。ようするに、最大4K@30Hzの転送に対応したワイレス送受信機です。スマートフォンやタブレット、Nitendo Switchでも利用できるよう、HDMI出力に対応したドッキングステーションもセットになっています。
転送には、独自の6GHzミリ波を使用。転送レートは最大3.96Gbit/sで遅延は2.5ms、転送距離は100フィート(約30.5m)に対応します。
なお、ディスプレイに接続する受信器には電源が必要ですが、5V/0.6Aと低電力で動作します。送信機側はUSB-C接続で給電も行います。また、ドッキングステーションにはバッテリーを内蔵しており、接続中にスマートフォンなどの充電も行えます。
Kickstarterでの出資額は、最大1080Pのセットが151ドルから、4Kのセットが225ドルから。うまく行けば、6月には出荷の予定となっています。
Source: Kickstarter