市場調査会社のCounterpointが、2021年TWSヒアラブル市場のブランド別シェアを発表しています。
2021年のTWSヒアラブル市場は、販売台数ベースで前年比24%、売上高で25%増加しました。かなり好調に見えますが、これでもCOVID-19の影響を受けて販売台数は当初予想よりも若干低くなっているとのことです。とはいえ、ANCや長時間駆動などの特徴を備えた手頃な価格のモデルが発売されたことから、販売台数は3億台を超えました。
ブランド別の市場シェアとしては、Appleが25.6%と好調。AirPods(第3世代)が好調で販売台数は前年比で5%増加しましたが、市場シェアは前年の30%から落ち込んでいます。Samsungも「Galaxy Buds Pro」と「Galaxy Buds 2」が好調で、販売台数は前年比33%増と好調です。
Appleの市場シェアを落とした大きな要因は、50~100ドルの低価格帯モデルの成長です。このセグメントではXiaomiが最大のシェアを占めています。また、SkullcandyとboAtが、北米、欧州、インドなどで顕著な成長を示したとのことです。
Source: Counterpoint(1), (2)