Googleは2020年9月28日(現地時間)、Google Playで配布するすべてのアプリは、Google Playの課金システムを利用する必要があるとGoogle Playのポリシーを改定。そのポリシーが2022年4月1日から発効しています(日本語でのGoogle Playのお支払いに関するポリシー)。これを受けて、AmazonはAndroidのAmazonショッピングアプリ上から、Kindle本の購入機能を4月中旬に削除しています。そうなると気になるのが、Kindleアプリではどうなるかです。
現在、AndroidのAmazonアプリでKindle本を購入しようとすると、欲しいものリストに追加し、ウェブサイトから購入するよう促されます。iPhoneやiPadでの対応と同じです。
これは、Google Playで配布するすべてのアプリは、Google Playの課金システムを利用する必要がある(そしてGoogleに手数料を支払う必要がある)というポリシー変更に対応するための変更です。ようするに、30%の手数料を払いたくないので、アプリ内課金(コンテンツ購入)はウェブサイトでというわけです。
Amazonはショッピングアプリだけではなく、同様の理由で、4月にはAudibleでもオーディオブックの購入機能を削除。Amazon Musicでもすでに楽曲の購入は出来なくなっています。今後、KindleアプリやPrime Videoでも購入不可になる可能性は十分にありそうです。
Coverage: Tom’s Guide