Qualcommは7月19日(現地時間)、次期ウェアラブル向けプラットフォームとなる「Snapdragon W5+ Gen 1」および「Snapdragon W5 Gen 1」を発表しました。
CPUはCortex-A53で変わりませんが、SoCの製造プロセスがWear 4100プラットフォームの12nmから4nmに変更。AONコプロセッサにも、22nmのCortex-M55を搭載しています。これにより、消費電力が前世代から50%削減、パフォーマンスも2倍に向上したとしています。また、フットプリントもSoCで30%、チップセット35%、コアPCBが40%削減。より小さく薄いスマートウォッチの構築が可能になったとのことです。
なお、W5 Gen 1は、W5+ Gen 1からコプロセッサを省いたものになります。子供向けや医療用など、用途を限定したウェアラブル製品での利用が想定されています。
W5 Gen 1を搭載した製品としては、OPPOが8月にOppo Watch3シリーズを発売するとのこと。W5+ Gen 1はMobvoiが搭載製品を今秋発売予定となっています。
Source: Qualcomm(1), (2)