MMD研究所が、日米のモバイルゲームで遊んだことのあるユーザーを対象にした「モバイルゲームユーザーの日米比較調査」を公開しました。
それによると、モバイルゲームを直近1年でプレイした人は日本が60.1%、米国では85.5%で、使用したデバイスは日米ともスマートフォンが圧倒的でした。ただ米国の場合には、タブレットやパソコンとの回答もそれなりにあり、この辺りが日本とは違う所になっています。
なお、パンデミック前と比べてゲームの利用頻度が増えたかという質問では、日本は「変わらない」が過半数なのに対して米国では「増えた」が60.5%に。日本ではパンデミック以前からゲーム頻度が高かったのかもしれません。
そんなモバイルゲームへの課金に関しては、「課金したことがある」と答えたユーザーが日本では41.4%なのに対して、米国では72.7%。このあたりは、ネット決済に慣れているか(自分のカードが使えるか)なども影響していそうです。1か月あたりの課金額は、日米とも500円未満がトップですが、米国では1000円~2000円、5000円~1万円という回答もそれなりに高いのも特徴となっています。これに関しても、単純に経済力の差のような気もします。ぜひ今後、米国以外についても調査してほしいところです。
このほか、MMD研究所のサイトでは、直近1年で遊んだモバイルゲームのジャンルや遊んだゲームの数なども公開されています。