MMD研究所は9月28日、「2022年シニアのスマートフォン・フィーチャーフォンの利用に関する調査」をリリースしました。60歳~79歳の全国の男女1万名を対象に予備調査を実施。その後、スマートフォン利用者500名、利用検討者500名、利用未検討者500名の1500名を対象に本調査を実施しています。
まず、モバイル端末の利用状況ですが、94%がなんらかの端末を所有しており、そのうちの89%がスマートフォンという状況(つまり全体の約83%がスマートフォン)。すでにスマートフォンはシニア層にも広く受け入れられているようです。
残念ながら、利用している端末の種類がわかりませんが、契約している通信会社としてはドコモがトップ。これにau、UQ Mobile。SoftBankと続きます。
auやUQ Mobileはショッピングモールなどにも広く出展しているイメージ(筆者の生活圏内に限った話ですが)なので、そうしたところでリーチしているのでしょう。ドコモが多いのはガラケー時代からの名残でしょうか?
なお、現在スマートフォンを利用していない人も、約4割が乗換を検討しているとのこと。むしろ残りの6割が検討していない理由を知りたいところです。
MMD研究所のサイトでは、ほかにもスマートホンの契約は誰が中心におこなっているのか、通信会社を選んだ理由なども掲載されています。