Amazfitは10月12日、スマートウォッチの新モデル「Amazfit GTR 4」「Amazfit GTS 4」を10月13日から発売すると発表しました。価格はどちらも3万1900円。まずはオンライン販売を開始し、11月にリアル店舗での販売を開始するとのことです。
GTR 4/GTS 4は、それぞれGTR 3/GTS 3の後継モデル。ディスプレイが円形と四角、それに伴うバッテリーサイズの違いはあるものの、機能的には同等のモデル。一応、円形のGTR 4はビジネス&スポーツを意識しており、GTS 4はファッション&スポーツというコンセプトはあるものの、好みで選んでも問題はなさそうです。
そんなGTR 4とGTS4ですが、前モデルからハードとソフトが大幅に進化しています。
まず、業界初となるデュアルバンド円編波GPSアンテナを搭載。航空機や自動車分野で使用されているものと同様の技術で、スマートウォッチでありながら、トップクラスのハンディGPSと同じく99%の精度の測位を実現しているとのこと。ビルに囲まれた都市部のサイクリングでも、環境や他のデバイスの干渉を受けにくいとしています。
測位システムとしては、GPS、GLONASS、GALILEO、QZSS、Baidouに対応。今後のアップデートでNAVICにも対応予定となっています。
背面に備える生体センサーも「デュアルLED & 4PD BioTracker 4.0 PPG」に進化。前世代と比較して、データ収集量が33%増加し、運動心拍数モニターの精度はGTR 3/GTS 3と比べても5%向上しているとのこと。
OSが、Zepp OS 2.0にアップデートしており、これに伴い機能もいろいろと追加されました。睡眠計測では、昼寝に対応。仕事によっては、夜勤などで夜間に睡眠がとれないこともありますが、GTR 4/GTS 4では予定を登録しておくと、その時間の睡眠を主睡眠として記録し、通常通りに睡眠段階などを記録できます。
また、T-REX2に追加されたルートインポートとナビゲーション機能にもアップデートで対応します。
このほか、毎朝、その日の天気やニュース、健康状態やスケジュールなどをポップアップ表示する「モーニングアップデート」、画面を上にスワイプした際に表示されるショートカットカードを並び替えられる「リドローショートカット」、セキュリティ機能が不要な会員証を取り込み表示できる「会員証機能」、これまでPro版のみ対応していたBluetooth経由での電話の受発信に対応するなど、全体的に機能が強化されています。
そして、スマートウォッチとして気になるバッテリー持ちは、GTR 3/GTS 3から若干短くなったものの、GTR 4が14日、GTS 4が8日間と、それでもかなり長めです。