UMPC専門店のハイビームは11月25日、ゲーミングUMPC「ONEXPLAYER mini PRO」のAMD Ryzen 7 6800U搭載モデルを発表しました。発売は12月22日の予定。
CPUが異なる以外、基本的には既存の第12世代Intel Core i7搭載モデルと同じです。主な仕様としては、下記の通り。
- CPU:AMD Ryzen7 6800U
- GPUグラフィックス:Radeon 680M
- RAM:LPDDR5(6400MHz) 16GB/32GB
- ストレージ:M.2 2280 PCIe 3.0 x4
- ディスプレイ: 7インチ フルラミネーション FHD IPS 画面、1920×1200ピクセル
- バッテリー: 48Wh、10 時間のローカル ビデオ再生、2.5 時間のフルロードゲームをサポート
- サイズ:260mm×106mm×23mm
- 重量:599g
- USB ポート: 2x USB4.0 Thunderbolt 4、1x USB 3.0
- ジャイロスコープ、バイブレータ、RGB LEDライト、ONEXPLAYER Dockingドッキングに対応
側面にゲーミングらしいLEDが追加されているのが外観上の大きな違いとなっています。
このLEDの発光パターンは、付属ユーティリティから変更可能。新搭載となるユーティリティ「ONEXPLAYER GAMER CENTER」では、LEDの発光パターンのほか、TDPの変更やバイブレーションの強さなども変更できます。このアプリは、既存のONEXPLAYERにも追って提供されるとのことです。
性能としては、グラフィックがRadeon 680Mになったことに加え、メモリが最大6400MhzのDDR5になったことで、前世代と比較して最大2倍のパフォーマンスを発揮するとのこと。従来、AAAタイトルを動作させるときには解像度を落としたり、グラフィック設定を下げたりなどの工夫が必要でしたが、今回のモデルでは、「高」設定のままでも十分にプレイ可能になったとしています。
FF14:暁月のフィナーレベンチマークを「1920 x 1080 標準品質 ウィンドウモード」で実施した結果は、「9442(快適)」でした。UMPCでこれだけのスコアが出せれば十分と言えるでしょう。
パフォーマンス面では、AMDのRSR(Radeon Super Resolution)も利用可能。内部的には解像度を下げ、それをドライバーレベルでアップスケーリングを行うことで、ゲームのパフォーマンスを上げるという機能です。実際に動作している様子を見ていると、7インチの画面ではアップスケーリングを全く感じません。外部ディスプレイに接続すると、若干画質の劣化を感じますが、十分に許容範囲です。
12月1日までは、プロモーション価格としては10%オフで予約可能。また、専用ケースと専用クレードル(約1万円)がおまけで付いてきます。肝心の価格は16GB+512GBが14万6520円から(10%オフ後の価格)。
なお、ハイビームのサイトでは、最大18回まで分割手数料0円で購入可能とのことです。