Sonyは11月29日、小型軽量なセンサーとスマートフォンにインストールした専用アプリのみで、モーションキャプチャーやVRへのリアルタイムなモーション入力を実現する「mocopi(モコピ)」を発表しました。1月下旬発売予定で、ソニーストアでの価格は4万9500円。12月中旬から予約の受付を開始予定です。
従来、モーションキャプチャーを行うには専用デバイスなどを用いて、そこそこ大掛かりな仕組みが必要でした。しかしmocopiは、6つのセンサーを頭、両手首、腰、両足首に装着し、専用アプリをインストールしたスマートフォンとBluetooth接続することで、モーションキャプチャーが可能となります。
データ取得には、Sony独自のアルゴリズムが使われており、少ないセンサーで高精度なモーション計測を実現するとのこと。専用アプリケーションを利用すると、スマートフォン上でアバター動画を作成可能。利用するアバターは外部データをインポートすることもでき、制作した動画はmp4などの動画データのほか、モーションデータとしても書き出せるとのことです。
こうしたモーションをゲームに反映できたら面白そうと思う反面、部屋の中で動き回るのは少し抵抗があるので、フルダイブ環境の登場に期待したいところです。
Source: Sony