1月5日に発売されたKeychronの75%Alice Layout Keyboard「V10」が届きました。5日の22時に注文して10日着だったので、海外購入としてはかなり早かったのではないかと思います。
筐体は廉価版のABS素材なので軽量なのかと思っていたのですが、意外とずっしりとした重量感があります。実測で1.2kgほど。安っぽさも感じません。
付属のキーキャップ形状は、最近のKeychronのデフォルトになっているOSAプロファイル。OEMプロファイルの高さで、形状はSAというやつです。キーキャップはMX互換のものと交換もできます。
左上には、ノブを搭載。デフォルトではボリュームの増減と押し込みでミュートに対応。この動作は、自作キーボードでも利用されるVIAで変更が可能です。ただ、V10のコードはまだ自動認識されないので、KeychronのサイトからキーマップJSONをダウンロードしてインポートする必要があります。
なお、75%キーボードなのですが、Print Screenは省かれてしまっています。代わりに、左側にマクロキーをM1~M5まで搭載。このキーもVIAで設定できます。
とりあえず、M1にPrintScreenを割り当てましたが、残りは未設定。今のところUS配列のみなので、漢字キーが欲しいという人はここに割り当てても良さそうです。定型文の出力などにも利用できるようですが、この辺りはまったく馴染みがないのでぼちぼちと調べていきたいと思います。
それよりも、Alice Layoutが思っていた以上に手ごわいです。通常のキー配列ならなんとかタッチタイピングができるのですが、普段、「Y」を左手で打っていたりと我流になっていたので、少し形状が変わっただけで打ち間違いが頻発しています。その「Y」キーは右側のみに配置。「B」は左右2か所に配置されています。なお、「Space」は分割されていますが、左右の区別はありません。しばらく使えば慣れるとは思いますが、久しぶりにタイピングアプリで練習中……。
あと、Keychronのキーボードは高さがあるので、個人的にパームレストがないと厳しいのですが、V10は手前側の形状が湾曲しているので、通常のパームレストだと収まりが悪いです。
外形に沿ってパームレストを加工しようかと思っていたのですが、ちゃんと調べたら純正品がありました。キーボードと一緒に注文すれば、送料を節約できたはず……。
ともあれ、これからはこのV10を使っていき、マクロキーの活用方法なども考えて行きたいと思います。