未来の都市や社会をつくることを目指し、先端技術を活用したソフトウェア・ハードウェア開発に取り組むmignが、Oura Ringを使った建設作業員の生産性管理ソフトウェアworumの提供を開始しました。
Oura Ringは、睡眠データや心拍数、活動スコアなどさまざまなデータを収集できますが、それらのデータを利用し、現場作業員の生産性を管理しようというもの。
たとえば、睡眠不足だったり、活動量が減っている人には休憩を増やす、特定の作業に関わると活動量が跳ね上がるので、その作業の人員を増やして平均化するなどの使い方が考えられます。
実証実験ならともかくとして、睡眠データを含めて、就業時間以外のデータも管理されるのは、プライバシー的に問題があるような気もしますし、そこはかとないディストピア感もあります。運送ドライバーのいねむり運転防止などには役に立ちそうではありますが、導入には現場からの反発は必至ではないでしょうか。
ただ、データ活用の方向性とは面白そうではあるので、実績が出てきたらぜひ公開して欲しいところです。
Source: PR Times