Adobeの生成AI「Afobe Firefly」のWeb版が、日本語を含む100以上の言語に対応しました。これまで英語でしか指示できなかったプロンプトが日本語でも入力可能になります。
3月に発表されたAdobe Fireflyは、他の生成AIがネット上の画像を広く学習し著作権的にグレーゾーンとなっているのに対し、同社のストックフォトサービスであるAdobe Stockに登録されている画像や著作権が失効したパブリックコンテンツを学習に利用します。
このため、企業などが著作権を気にすることなく商用利用できることをアピールしており、エンタープライズ向けでは著作権絡みの問題が発生した場合にはAdobeが補償するというサービスも発表されています。
Adobe Fireflyにエンタープライ版、Adobeが知的財産(IP)を補償
Adobeは6月8日(現地時間)、生成AIサービスAdobe Fireflyの企業向けバージョンとなるエンタープライズ版の提供を発表しました。2023年下半期に提供予定で、Creative CloudやAdobe Expressのほか、CM...
なお、FireflyはPhotoshop(ベータ版)などでも利用できますが、こちらはまだ日本語対応はしていない様子です。日本語を含む多言語でのプロンプト入力はまだ開発段階だということなので、今後に期待したいところです。
Source: Adobe