北欧スウェーデン生まれのオーディオテクノロジー企業Sudioが、5月に発売したオープンイヤーテクノロジー搭載の ワイヤレス骨伝導イヤホン「Sudio B1」をレビュー用に提供いただきました。
Sudioの製品は以前にもレビューしたことがあり、「おしゃれなデザインのオーディオ機器メーカー」という認識だったのですが、骨伝導まで手掛けていたのは知りませんでした。といっても、Sudio B1は同社としても初の骨伝導イヤホンとのことです。
ワイヤレス骨伝導イヤホン「Sudio B1」
Sudio B1の形状としては、他社でも良くある感じのもの。骨伝導ユニットはこめかみに来るように装着します。
背面側のネックバンド的な部分は、かなり柔軟性があります。この部分のバネ性でこめかみに適度に押し付けている感じです。押し付けているといっても締め付けられている感じはなく、装着感は軽めです。
歩く・走るなど多少激しめに動いてもずれることはないので、運動中でも安心して付けていられそうです。ちなみに防水性はIPX4なので、汗程度なら問題はなさそうです。
左右のユニット側面は物理ボタンになっており、下記のような操作が可能です。コンパニオンアプリはないので、残念ながら操作のカスタマイズはできません。
操作 | 右イヤホン | 左イヤホン |
---|---|---|
1回クリック | 再生・停止、通話応答 | |
2回クリック | 曲送り | 曲戻し |
3回クリック | 音量アップ | 音量ダウン |
2秒長押し | 通話終了・着信拒否 | |
3秒長押し | 電源ON | – |
6秒長押し | 電源OFF | – |
充電は、専用のマグネットコネクタを使用。反対側はUSB-Aです。満充電まで120分。なお、連続再生は6時間となっています。
肝心の音質ですが、骨伝導ということでそこまで期待はしていなかったものの、意外なほどに高音質。さすがに、音楽をじっくり聴くという用途には向きませんが、低音から高音までかなりクリアな印象です。若干高音の伸びが弱い気はしますが、そこは骨伝導なので仕方がないところでしょう。骨伝導・オープンイヤーでこの音質であれば、十分満足できます。ちなみに、コーデックはSBCでした。
気になる音漏れですが、骨伝導なのでまったくない……というわけでもなく、少し大き目の音量にすると、50cmくらいの距離であればかすかに音が聞こえます。といっても、ある程度静かな環境でなければ聞こえないので、気にするほどではありません。
マイクを左右に各2つ搭載しているので、通話にも利用できます。
今回提供いただいたのはホワイトですが、真っ白ではなく、ややクリーム色っぽい落ち着いた色合い。カラーバリエーションとしては、もう一つブラックもあります。なお、どちらもネック部分は白いです。
15%オフクーポン
Sudio B1の価格は1万3400円。今回、当サイト向けにSudio B1を含むSudio公式サイトの全商品が15%オフになるクーポンを頂きました。クーポンコード「dreamseed15」。有効期限は10月31日まで。
Sudioの公式ストアでは、30日間返品可能。また、無料のメンバーシッププログラムSUDIO SPHEREに登録すると、通常は1年の製品保証が18か月に延長されます。