米Amazonは9月21日(現地時間)、Alexa搭載のスマートグラス「Echo Frame」を発表しました。スマートグラスといっても映像的な機能はなく、Alexaが利用できるオーディオグラスです。
Echo Frameの初代モデルは2019年発売。その後、2020年には第2世代となり一般販売が開始されました。今回のEcho Frameは第3世代となります。
従来のEcho FrameはAlexaを一日中持ち歩けるエクスペリエンスを重視したとのことで、言ってしまえばデザイン性は二の次。そのため、ユーザーからはフレームのデザインを増やして欲しい、バッテリー持ちを良くしてほしいとの要望が多かったとのことで、新モデルではデザイン性に重点をおいたとのこと。
サングラスメーカーのCarreraがデザインしたCarrera Cruiser、Carrera Sprinterのほか、Modern Rectangle、Rectangle、round、Square、Cat Eyeの計7デザインが用意されています。
もちろん、すべてのフレームが処方箋レンズ対応。米国ではboomerangからオンラインで注文することも可能です。
なお、デザインだけではなくオーディオ面でも強化されており、前世代と比較して音質とバランスが向上し、低音も3倍強くなったとしています。また、音漏れも少なくなったほか、新しい音声処理テクノロジーにより騒々しい状況でもAlexaウェイクワードを前世代と比較して10倍認識するとのことです。
価格は269.99ドルから。Carreraスマートグラスは389.99ドル。発売時期などは明かされていません。
処方レンズを作ってくれるメガネ店との提携などがあるため、日本で販売されることは無さそうですが、HUAWEI Eyewearを常用している身としては、オーディオグラスの選択肢がもっと増えて欲しいところです(とくにデザイン面)。
Source:Amazon