GPDの国内代理店である天空が、GPD WIN Miniの国内予約を開始しました。発売は12月下旬の予定です。
最近はSteam DeckやROG Allyのようなディスプレイ横にコントローラーが付くゲーム機スタイルが主流になってきていますが、GPD WIN Miniは往年のクラムシェル型を踏襲。GPD WIN 3やWIN 4もゲーム機スタイルでしたが、GPD WIN 2のスタイルに原点回帰しています。
キーボードは物理スイッチになっており、押し心地は良好。GPD WIN 2のキーボードは少し硬めでしたが、それと比べるとかなりソフトになっています。
最近のゲーム機スタイルなUMPCは、ディスプレイむき出しなので持ち運びに気を使いますが、クラムシェルなGPD WIN Miniならその心配もありません。サイズ的にもズボンのポケットに入れることが可能です。
先行予約価格は下記の通り。
- Ryzen 5 7640U / 16GB / 512GB: 11万5100円
- Ryzen 7 7840U / 32GB /512GB: 14万2800円
- Ryzen 7 7840U / 32GB /2TB:16万5000円
- Ryzen 7 7840U / 64GB / 2TB:18万7400円
なお、64GBモデルは先行予約時のみの限定で、一般販売時は32GBが最大になるとのことです。また、Ryzen 5 7640UとRyzen 7 7840Uモデルが用意されていますが、TDP 20Wで使うのならRyzen 5 7640Uでも十分なパフォーマンスがあるとのこと。
TDPを高くした方がパフォーマンスは上がりますが、比例してバッテリー持ちも悪くなります。どうせTDPを落としてプレイするなら、価格の安いRyzen 5 7640Uモデルでもいいのかもしれません。
なお、都内で開催された発表イベントでは、GPDのCEOであるWade氏も登壇。他社がゲーム機スタイルのUMPCを出す中、GPD社はなぜキーボード端末を出し続けるのかという質問に対して、「市場からの要望」だと回答していました。