Samsungは10月26日、Galaxy端末での「一時的なクラウドバックアップ」機能を順次グローバル展開すると発表しました。
機種変更時や修理に出す場合など、一時的にバックアップしておきたいというシーンはたまに発生します。しかし、そんなときに限ってクラウドに空き容量がなかったり、外付けストレージがなかったりといったことも。
「一時的なクラウドバックアップ」は、そうした場合に使えるもので、30日間、容量無制限でSamsungクラウドにバックアップを行えます。容量は無制限ですが、1ファイルあたり最大100GBという制限はあります。
期間内であれば、ユーザーは好きな時に復元が可能。30日を過ぎると自動で削除されますが、期間前にリマインダーが送信されるとのことです。
同様の仕組みは、AppleのiCloudでも提供されています。
なお、Galaxy端末ではこれまでもSamsungクラウドへのバックアップが行えましたが、一時的なクラウドバックアップでは、既存のバックアップに加えて以下の項目もバックアップできるとのことです。
- アプリ(Samsungアプリ+サードパーティアプリ)
- 画像
- 動画
- 音声
- ドキュメントとファイル
プレスリリースによると、一時的なクラウドバックアップはOneUI 6(Android 14)以降のGalaxy端末で利用でき、まずは韓国のGalaxy SおよびZシリーズから展開されるとのことです。
ただ、この機能、すでに手元のGalaxy Z Flip 5とZ Flod 4(どちらもOneUI 5.1.1)では利用できています。これとは別の機能なのか、あくまでもグローバル展開を開始するというプレスリリースなのか……。
なお、一時的なクラウドバックアップは、「設定 > バッテリーとデバイスケア > メンテナンスモード」あるいは、「設定 > 一般管理 > リセット」からアクセスできます。
Source: Samsung(1), (2)