Valveが、PCゲームプラットフォームSteamでのWindows 7、8/8.1のサポートを終了しました。2024年1月1日以降、これらのOSにインストールされているSteamクライアントには、セキュリティアップデートを含むいかなるアップデートも受信しないとのことです。
この話は突然行われたわけではなく、サポート終了の発表自体は2023年春に行われていました。それが予定通りに実施された形です。
Valveが発表している「Steamハードウェア&ソフトウェア 調査: December 2023」によると、12月時点でWindows 7/8/8.1を利用しているユーザーは0.89%となっています。
なお、Valveは1月1日以降もSteamで購入したゲームはWindows 7/8/8.1で動作すると予想されるが、継続的な保証はできないとしています。
サポート終了の理由としては、Steamのコア機能は埋め込み版のGoogle Chromeに依存しており、古いバージョンのWindowsでは機能しなくなっているためとのこと。さらにSteamの将来バージョンではWindows 10以降にのみ存在するWindows機能などが必要になるともしています。
Windows 7/8/8.1のPCをWindows 11にアップデートするには、スペック的なハードルがあるので簡単ではなさそうですが、セキュリティ面を考慮しても、そろそろPCを買い替えるという選択をする必要があるのかもしれません。