XREALが、開発者向けの空間コンピューティンググラス「XREAL Air 2 Ultra」を発表しました。すでに予約を開始しており、日本での価格は9万9800円。3月31日までに出荷の予定となっています。
開発者向けのARグラスとしては、名前は廉価版っぽいものの、実はAir 2 Proよりも高性能なXREAL Lightがありますが、XREAL Air 2 Ultraはその後継となるもの。
前面に2つの3D環境センサーを搭載しており、ハンドトラッキングやデプスメッシュ、空間アンカーなどに対応。Nebula for Macとの組み合わせでは6DoFも利用できます。視野角はAIr 2 / Air 2 Proよりも広い52度。
ただし、Lightとは違い、この環境センサー(カメラ)を利用して動画撮影や写真撮影は行えません。
本体フレームはチタン製で、センサーなどが追加されているものの、重さは約80gとAir 2 Proから5g増加にとどまっています。
XREALは、「他の競合製品よりも小型で快適で、はるかにスタイリッシュなフォームファクターに多くの空間コンピューティングテクノロジーを詰め込んでいます。この新領域により、我々は、先進的なウェアラブル6DoFのグラスを一日中かけていられることを実現し、XR開発エコシステムのすべてのプレーヤーがアクセスできると信じています。」としています。なお、空間コンピューティング機能が強化されたNRSDK 2.2も、今後数か月でリリース予定。
また、XREAL Lightは現在、25%オフの5万9980円で販売中です。