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AIボイスレコーダーの新モデル「PLAUD NotePin」12月上旬に発売

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Nicebuildが展開するAI関連ブランドPLAUD.AIが、OpenAIのGPT-4o搭載ポータブル型ウェアラブルAIメモリーカプセル「PLAUD NotePin(プラウド ノートピン)」を発表しました。10月23日から予約を開始し、12月上旬に発売の予定です。価格は2万8600円。

PLAUD.AIといえば、スマートフォンに取り付け、通話も録音できるAIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」が記憶に新しいところ。

2023年6月にリリースされたPLAUD NOTEは、2024年9月時点で世界中で25万人以上のユーザーを獲得。日本では2024年4月にAmazonや楽天などで販売を開始していますが、約20%となる5万人は日本のユーザーとのことです。

Nicebuildは、全ユーザーの20%を占める日本市場を戦略市場と位置付け、2024年8月に日本法人としてPLAUD株式会社を設立。今後の本格的な事業展開に向けての準備をしているとのことです。

▲新製品について説明するJapan Country ManagerのWatson Zhang氏

新製品のPLAUD NotePinは、PLAUD NOTEをさらに小型化し、常に持ち歩いていられるようウェアラブル化したもの。ネックレス、リストバンド、クリップ、マグネットで固定できるようになっており、これらのオプションはすべて付属します。

内蔵バッテリーで連続20時間の録音が可能。内蔵ストレージは64GBあり、起きている間中、録音し続けることも可能です。

録音したデータはクラウドに送信され、クラウド上でAIによる文字起こしが行われます。文字起こしにはOpenAIのWhisperが使われているとのことです。

なお、サーバーは米国内に設置されており、Google CloudやAWS、Azureなどが利用されています。個人情報を適正かつ厳格に扱うことが社会的責任であると認識しているとしており、欧州の一般データ保護規制(GDPR)の規定も満たすよう、現在手続きを進めているとのことです。

録音された音声データは、文字起こしされますが、その際には話者の識別にも対応します。言語としては、日本語を含む含む59か国語に対応。ただし、日本語と英語が混ざるような場合、たとえば発表会などで英語で話された後に、逐次日本語に翻訳が行われるような場合には、指定した言語での文字起こしになるとのこと。残念ながら英語と日本語が混じって文字起こしはされないようです。

また、文字起こし後には、テンプレートに従って要約を作成することが可能。議事録なども簡単に作成できます。この時に使われるLLMは、GPT-4oかClaude 3.5 Sonnetを選択可能です。

AIを利用し、文字お越しした内容などから必要な情報を検索する「Ask AI」も利用できます。

ただし、このAsk AIを利用するには、サブスクリプションの加入が必要(年間契約で月額1000円)。サブスクリプションに加入すると、文字起こしが300分/月から1200分/月に増えるので、頻繁に録音する、文字起こしをするという人は加入が必須でしょうか。

議事録などを取ることを考えると、もう少し本格的なボイスレコーダーのほうがマイク性能も良く用途には向いていそうですが、ふと思いついたアイデアをすぐに録音する、お客さんとの会話を録音して記録として残しておく、というような使い方には向いているのかもしれません。

販売は公式サイトのほか、ソフトバンク銀座でも展示販売が行われます。また、期間限定ですが、二子玉川の蔦屋家電+、有楽町のb8ta Tokyoで展示が行われるとのことです。

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PLAUD NotePin

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