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レノボ・ジャパンは2月6日、GIGAスクール構想第2期(GIGA 2.0)に向けたハードウェア3モデルを発表しました。あわせて、教育のDXを促進する各種ソリューションを統合したパッケージ「Lenovo GIGA School Edition」を提供します。
Lenovo GIGA School Edition
GIGA 2.0向けにリリースする端末では、GIGA 1.0からのフィードバックをもとに、さまざまな対策が取られています。
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たとえば、堅牢性については、MIL規格に加えて、それを上回る厳しいレノボ独自基準でのテストを実施。また、USB端子に鉛筆を突っ込みショートさせてしまうという事故に対しては、過電流を検出した場合にシステムをシャットダウンする設計となっています。
また、GIGA 2.0ではスタイラスが必須要件となっていますが、純正スタイラスは高価で、紛失時に再購入が難しいということも。そこで、2B以上の濃さの鉛筆をスタイラスとして利用できる「ペンシルタッチ」に対応します。画面をつついて割ってしまわないか心配になりますが、画面側には鉛筆硬度9Hのゴリラガラスを採用しているので、2B程度では傷がつかないとのこと。画面は黒くなりそうですけど。
ペンシルタッチ自体は5年ほど前からある技術ですが、GIGAスクール端末での採用は初とのことです。
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もちろん、リチウムイオンバッテリー内蔵で、筆圧検知なども行えるUSI(Universal Stylus Initiative)規格のスタイラス(下図右側の赤いもの)も用意されています。ただ、このスタイラスは5000円~とそれなりに高価ということで、ほぼ同じ形状で、先端が黒鉛を固めたものになっているハードペンシル(600円)も用意(中央のもの)。よくある無限鉛筆と同じもので、一応ノートなどにも筆記可能です。
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Lenovo Duet Chromebook EDU G2
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10.95型脱着式マルチモードChromebook。CPUには「MediaTek Kompanio 838」を搭載。また本体収納可能なタッチペンや、800万画素のMIPIアウトカメラを搭載するほか、専用ケースにより堅牢性を維持しながら軽量化を実現しています。発表された3機種のうち、このモデルのみペンシルタッチには非対応。
Lenovo 500e Chromebook Gen 4s
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GIGA 1.0で導入実績の多い11.6型コンバーチブルタイプChromebook。「ペンシルタッチ」に対応しています。CPUはIntel N100、PD対応のType-Cポートx2、HDMIポートを搭載。駆動時間は最大15.5時間で、ユーザーが取り外し可能となっています。
Lenovo 300w Yoga Gen 4
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360度回転する11.6型ディスプレイを搭載したWindows PC。CPUはIntel N100、メインメモリ8GB、ストレージ128GB 。バッテリー駆動時間は最大14.4時間で、端末重量1.25kg。
「ペンシルタッチ」機能にも対応しています。