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Google TV採用でバッテリー搭載のモバイルプロジェクター「Dangbei Freedo」を試す

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Hangzhou Dangbei Network Technology(以下、Dangbei)が、Dangbeiブランドとしては初となるGoogle TV搭載のモバイルプロジェクタ「Dangbei Freedo(ダンベイ フリード)」を1月7日に発売しました。価格は9万3800円。

実機を試用する機会を得たので、どういった特徴があるのかを紹介していきます。

バッテリー内蔵のモバイルプロジェクタ

Dangbei Freedoは60Whのバッテリーを内蔵しており、電源がない場所でも利用可能。Google TV搭載なので、WiFiさえあれば映像ソース機器を接続しなくても単独でNetflixやYouTubeなどの視聴可能です。スマホのテザリングを組み合わせれば、アウトドアでも容易に利用できそうです。

なお、バッテリー持ちはECOモードで約2.5時間となっており、映画1本程度なら視聴できます。PD65Wでの充電に対応しており、モバイルバッテリーからも充電が可能となっています。

▲充電ポートは、正面向かって右側のヒンジ部にあります
▲左側のヒンジには電源ボタン

本体には-30度~135度まで稼働するスタンドが付属。付属というか一体になっており外すことはできません。

▲天井投影も簡単に行えます。電源接続時もケーブルはヒンジ部に挿すので邪魔になりません

スタンド底面には三脚穴があり、別途三脚の取り付けも可能。これを利用して天吊りも行えます。また、本体がコンパクトかつスタンド付きなので、天井投影も簡単に行えます。

▲フロント投影のほか、背面投影にも対応します

前面には、レンズのほかTOFセンサーとカメラを搭載。オートフォーカスやリアルタイムでの台形補正、障害物回避やスマートアイプロテクションなどに対応します。

右側面のゴムの蓋を外すと、USB-AとHDMIポート。映像入力はHDMIだけでなく、USBメモリ等に保存した映像も再生可能。このほか、Google Castによりスマートフォンで再生している動画などをプロジェクタに投影することもできます。

▲USBは2.0、HDMIはARC対応

日中での十分に明るい450ISOルーメン

プロジェクタの出力解像度は1920×1080ピクセル。オートフォーカス対応なので、投影面(壁やスクリーン)に向けると自動でフォーカス調整行います。ズーム機能は50%~100%に対応。ようするに、拡大はできませんが50%までの縮小は可能です。

自動障害物回避機能も備えているので、映像の端が壁のスイッチなどにかかってしまう場合には、それを避けるように自動的に縮小して表示してくれます(デフォルトではオフでした)。

投影サイズは40~180インチに対応。推奨サイズは60インチ(距離1.6m)~100インチ(距離5m)で、80インチ(距離2m)が最適とのことです。

自動台形補正にも対応。手動での調整も行えますが、ほぼ自動調整のみで大丈夫です。

▲±30度の範囲に対応。それを超えると自動での調整は行えません

映像は450ISOルーメンと非常に明るく、日中の室内でもカーテンを閉めたりしなくても鮮明な映像を楽しめます。ただし、バッテリー動作時は輝度が下がるので、周囲を暗くしておいたほうが無難に感じました。夜間にベッドで横になりながら天井投影という使い方であれば問題はないでしょう。

▲バッテリー動作だと画面がだいぶ暗くなります。電気を消した夜間なら問題はありません

Google TV搭載 アプリのインストールにも対応

OSがGoogle TVなので、Google Playからアプリのインストールにも対応しています。スマートフォンと全く同じアプリが使えるわけでなく、Google TV対応のものに限られますが、映像コンテンツの再生に困ることはないでしょう。もちろん、ゲーム機をHDMIで繋げて大画面でプレイといったことも可能です。

▲YouTubeやNetflix、TVer、Disny+など、一通りの配信サービスは利用できます
▲スマートフォンからのキャストにも対応

操作は専用リモコンから行います。YouTube、Netflix、Prime Videoのショートカットボタンを搭載。Googleアシスタント用ボタンもあり、音声操作が可能です。このリモコンを使わなくても、スマートフォンのGoogle Homeアプリから操作することもできます。

▲専用リモコン

Bluetoothスピーカーとしても利用可能

6Wの360°サラウンドスピーカーを搭載。ドルビーデジタルとドルビーデジタルプラスにも対応しています。このスピーカーだけをスマートフォンなどからBluetoothスピーカーとして利用することも可能です。

▲スピーカーは本体底部に配置

なお、夜間など音を出すのが難しい場合には、Bluetoothイヤホンをペアリングして使用することもできます。

ファンを搭載していますが、動作音はほぼありません。夜間にベッドサイドで使用しても気にはならないでしょう。ただ、排気は結構熱いので、顔のすぐ横などに設置するのはお勧めしません。

車なら外にも気軽に持ち出せる

1.4Kgと比較的軽量で、専用の収納ケースも付属します。サイズ的にカバンに入れて気軽に持ち運ぶというわけにはいきませんが、家の中の好きな場所で使うにはピッタリでしょう。車があれば外に持ち出すのも簡単です。

▲専用の収納ケース
▲本体のほか、ケーブルなども収納できます

性能を考えると妥当な範囲ですが、やはり約9万円という価格は「コストパフォーマンスが良くお手頃!」とは手放しでお勧めしにくいところはあります。ただ、Google TV採用かつバッテリー搭載の手軽さは魅力。外に持ち出さなくても、家の中でリビングや寝室など、その時々に使う場所に持ち運びたいという場合には便利な機種です。

画質的にも十分満足がいくものなので、「出しっぱなしではなく、使うときに設置するコンパクトだけど高性能なプロジェクタが欲しい」という人にはピッタリかもしれません。

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

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