
天空は7月18日、GPDの最新UMPC「GPD MicroPC 2 」の予約を開始しました。発売は9月下旬の予定。価格は8万8000円ですが、予約特典として3000円オフの8万5000円となっています。

最近はUMPCといえばゲーミング主体でコントローラー付きのものばかりになっていますが、GPD MicroPC 2 はゲーミングではないUMPC。エンジニアがサーバールームでの作業などに使用できる端末というコンセプトのPCです。
この目的のため、UMPCでは珍しくRJ45も搭載。先代モデルはRS232Cも搭載されていましたが、今回はさすがに廃止されています。USB-C(3.2 Gen 2)が2ポートとUSB-A(3.2 Gen 2)が2ポートあるので、必要ならUSBシリアル変換を利用することになりそうです。USB-CとHDMIを使い、最大で3画面の同時出力にも対応しています。

キーボードは小さいながらもなんとか入力には耐えられるサイズ感。右上にタッチパッド、左上にはマウスボタンも備えます。


プロセッサーはIntelのN250。4コア4スレッドで、ターボブースト時最大3.8GHz駆動。グラフィック性能は最大1.25GHz駆動で、カジュアルゲームならプレイ可能です。

メモリは16GB(LPDDR5)、ストレージ512GB(M.2 2280 PCIe Gen3×4)。ディスプレイは7インチで解像度は1920×1080ピクセル。画面を回転させてタブレットスタイルで利用することも可能です。

あまり一般受けするUMPCではありませんが、基本性能はそこそこ高く、ゲームや画像処理をがっつり行うということでなければ、外部モニターとキーボードを接続してメイン端末として利用することもできそうです。外に出るときはこれ単体を持ち出し、XREALなどのARグラスを繋げば、外出先でも自宅同様の環境で作業できるでしょう。
