ANCをさらに強化した「EarFun Air Pro 4i」レビュー – 7990円で実現する高性能ノイズキャンセリング【PR】

当ブログの一部のリンクはアフィリエイトリンクです。これらのリンクから商品を購入された場合、当サイトは一定の報酬を得ることがあります。

EarFunが、2024年7月に発売した同社イヤホンの最上位モデル「EarFun Air Pro 4」のノイズキャンセリング特化モデル「EarFun Air Pro 4i」を発売しました。価格は7990円。

Amazonおよび公式サイトでクーポンコード「EFAPFIPY」を適用すると、25%オフの5993円で購入可能です。クーポンコードの有効期限は9月30日まで。

EarFun Air Pro 4もハイレゾ+ANC対応のイヤホンでしたが、EarFun Air Pro 4iでは、主に中低周波ノイズの低減性能を強化したとのことです。

ANCを強化したEarFun Air Pro 4i

名称こそ「4」と「4i」でバリエーションモデルのような印象ですが、実は外観を含め、基本スペックもかなり異なっています。

まず、ドライバーが10mm径から11mm径のチタンコーティング複合ダイナミックドライバーになりました。剛性と軽量性を兼ね備えた構造により、クリアで伸びやかな高音と、深みのある迫力の低音を実現するとしています。

ただし、Air Pro 4で対応していたaptx Loslessとaptx Adaptiveには非対応。対応コーデックはSBCとAAC、そしてLDACのみとなります。

▲LDAC使用時は、デュアルデバイス接続(マルチペアリング)が使用できません

EarFun Air Pro 3とAir Pro 4は、ステムの付け根に丸いタッチパッドがあり、デザイン上のアクセントにもなっていましたが、Air Pro 4iはその部分がありません。タッチセンサーそのものは搭載されており、目印として小さな突起が付いています。

こうして見ると、「EarFun Air Pro 4のノイズキャンセリング特化モデル」ということにはなっていますが、マーケティング的に「Air Pro 4i」と名乗ってはいるものの、設計からして別モデルなのではと思います。

イヤピースは、XS/S/M/L/XLの5種類が付属。Mがデフォルトで装着されています。

このイヤピースも進化していて、傘と軸部分で硬度が異なる二重硬度設計を採用。軸部分をしっかり固定することで低音を逃がさず、傘の部分をより薄く設計することで、多くの人の耳道に自然にフィットするとのことです。

なお、私はカナル型イヤホンではデフォルトのMサイズのイヤーピースを使うことが多いのですが、Air Pro 4iはMサイズでは少し大きく、Sサイズに変更しました。

操作性とバッテリー性能

タッチ操作の感度も良好です。タップや長押しで各種操作を行えます。操作はデフォルトでは下記の通り。この操作はコンパニオンアプリで変更も可能です。

操作左ユニット(L)右ユニット(R)
シングルタップ音量を下げる音量を上げる
ダブルタップ再生/一時停止再生/一時停止
トリプルタップ前の曲次の曲
長押しノイズコントロール音声アシスタント

軽く触れるだけで反応してしまうので、誤動作が心配な場合にはシングルタップのみ無効にするといった設定も可能。もちろん、すべての操作を一括でオフにすることできます。

なお、Air Pro 4に搭載されていた装着検知は、本モデルでは非対応です。

バッテリー持ちは、ANCオフで最大9.5時間、ANCオンで最大6.5時間。充電ケース併用で、それぞれ最大40時間と最大27時間となっています。

コンパニオンアプリは「EarFun Audio」

売りとなっているANCは、以下の4つのモードから選択可能。デフォルトはディープANCモードでした。

  • ディープANCモード:最も強いノイズ低減を提供いたします。(個人差によって、圧力感を感じる場合は他のモードに切り替えてください。)
  • バランスANCモード:ノイズ抑制が強すぎる場合にもたらした圧力感をなくすことを考慮しながら、ディープANCモードの上で、より快適かつ強いノイズキャンセリングを提供します。
  • AI適応型ANCモード:AIアルゴリズムによって、外部環境のノイズに合わせて、ノイズ低減の強さが自動的に調整します。
  • ウィンドカットANCモード:風の強い環境あるいは地下鉄の駅などの場合にふさわしいです。イヤホンのマイクに当たる風切り音を低減します。

イコライザー設定も豊富で、プリセットは、デフォルト/Rock/Pop/Country/R&B/Classical/Jazz/Electronic/Dance/Hip-Hop/Metal/Blues/Soul/Hits/Latin/Natural/ボーカル減少/ボーカル強化/低音ブースト1/低音ブースト2/低音ブースト3/高音ブースト1/高音ブースト2/高音ブースト3/低音を弱める1/低音を弱める2/低音を弱める3/高音を弱める1/高音を弱める2/高音を弱める3、の30種類が用意されています。

加えて、自分好みの調整も可能。聴こえ方をテストして最適なイコライザ調整を行う適応イコライザもあります。

また、シアターモードをONにすると、自分を中心としたサラウンド効果を得ることができます。豊かな音のディテールを体験できる反面、イコライザーは無効となります。

このほか、ゲームモードのON/OFFもアプリ上から行えます。ゲームモードは、他社製品にも搭載されていますが、Bluetooth接続のバッファを削り、遅延を最大50msに抑えるというもの。これにより、ゲームや映画などで映像と音のズレが気にならなくなりますが、バッファが削られるので、音飛びなどが発生しやすくなります。

音質・ANCの実力は?

肝心の音質ですが、変に強調されたりすることもなく、低音から高音までフラットな印象です。低音が若干籠るかなという気もしますが、気になるほどではありません。イコライザーで十分に調整可能な範囲だと思います。

ANCの効きは、特化したというだけあり良好です。もともとAir Pro 4のANCもかなり良かったのですが、本モデルでも耳元の3Dプリンターの音などもしっかりとカットしてくれました。ただ、「ディープANCモード」は圧迫感が強すぎて個人的には苦手。「AI適応型ANCモード」がちょうどよかったですが、正直なところ、ANCをオフ(ノーマルモード)にしても、パッシブのノイズキャンセリングが強いので、駅のホームや電車に乗っているというシーンでなければ、十分な遮音性能なのではと感じました。

aptxや装着検知が不要ならおすすめ

先にも書いた通り、Air Pro 4とは名前が似ているだけで事実上の別モデルとなっているAir Pro 4iですが、実は価格的にはAir Pro 4よりも安いです。

正直なところ、音質やANCの効き具合に関しては、Air Pro 4とそん色ないのではと思います。半面、aptx Loslessやaptx Adptive、装着検知には非対応なので、これらが必要ならAir Pro 4、不要ならAir Pro 4iがよいでしょう。

どちらを選んでも、カジュアルに音楽を楽しみたい人には十分に満足できるイヤホンだと思います。

クーポンコードで25%オフ

Amazon、および公式サイトでクーポンコード「EFAPFIPY」を適用すると、25%オフの5993円で購入可能です。クーポンコードの有効期限は9月30日まで。

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

Dream Seedをフォローする
レビュー
スポンサーリンク
シェアする
Dream Seedをフォローする
タイトルとURLをコピーしました