SwitchBotの気化式加湿器を使ってわかった実力。静か・清潔・省エネがそろった「ちょうどいい湿度管理」【PR】

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冬に活躍する家電といえば、暖房としてのエアコンや電気ストーブ、コタツなどがありますが、暖房以外の製品としては乾燥対策としての加湿器も外せないでしょう。

加湿方式には、加湿力は高いものの電気代がかさむ「スチーム式」、本体価格やランニングコストが安い「超音波式」、2つの長所を組み合わせた「ハイブリッド式」など様々な種類があります。そしてもう一つ、電気代を抑えつつ扱いやすい方式として「気化式」があります。

気化式は、水に含んだフィルターに風を当てて加湿する仕組みで、濡れタオルを部屋に干しておくと湿度が上がるのと同じイメージです。スチーム式や超音波式とは違い、周囲が濡れたりカルキで白く汚れたりする心配が少なく、電気代も安く抑えられるのが特徴です。

今回、この気化式を採用した「SwitchBot気化式加湿器」を提供いただいたので、実際の使い勝手などを紹介したいと思います。

中吊り式フィルターを採用したSwitchBot気化式加湿器

SwitchBotの気化式加湿器は、フィルターを水に直接浸さない「中吊り式フィルター」を採用。フィルターの上から水を吹きかけることで、従来の気化式の弱点であった「フィルターの気化面積が狭い」という弱点を克服し、加湿力を高めたとしています。1台で木造和室なら12畳、プレハブ工法の洋室なら19畳まで対応しています。

▲タンクは本体に設置したまま水を注ぎ入れることも、取り外して水を入れることも可能。4.5L入ります

加湿量は4段階に設定され、連続運転時間は次の通り。

  • 強:700ml/h(約6時間)
  • 中:500ml/h(約9時間)
  • 弱:350ml/h(13時間)
  • 静か:200ml/h(22.5時間)

また、水をためるトレイ部には、Ag+抗菌加工が施されており、菌の繁殖を抑えて衛生的に使えるのも地味ながら嬉しいポイントです。

▲フィルターやトレイは取り外して清掃も可能
▲フィルターは洗濯機で洗うこともできるようです

3つの運転モードを搭載

SwitchBot気化式加湿器は、部屋の状態に応じて運転が切り替わる、「おやすみ」、「おまかせ」、「のど・肌」の3つの運転モードを搭載しています。ただし、温湿度計は非搭載のため、別売りのSwitchBot温湿度計が必要です。

  • おやすみモード:「弱」と「静か」で自動運転。湿度が60%を超えると「静か」に。またすべての照明が暗くなります
  • おまかせモード:湿度約60%を目安に自動運転。アプリから40~70%に設定可能
  • のど・肌モード:室温に応じて湿度自動調整(18℃以下の場合65%、18〜24℃の場合60%、24℃以上の場合55%)

なお、おやすみモードのみ、温湿度計がない場合でも、「弱」で30分運転後に「静か」で自動運転という動作が可能です。

▲各種設定はスマホアプリから行えます

「温湿度計を内蔵してくれれば…」と思うところですが、加湿器に温湿度計があると周辺だけ湿度や温度が高くなってしまい、室内の環境を正確に測れません。そのため、あえて独立させたセンサーのデータを使う仕様になっているようです。

▲各種動作モードの切り替えは、アプリだけではなく、本体からも操作可能です。チャイルドロックを設定すれば、無効化もできます

新しい温湿度計Proはどこが進化した?

接続する温湿度計は、SwitchBot温湿度計、温湿度計 Pro、防水温湿度計のほか、ハブ2やハブ3も利用できます。今回は、加湿器と一緒に温湿度計Proも提供頂いたので、これを利用します。

▲SwitchBot温湿度計Pro。下部にはベランダに設置した防水温湿度計の情報を表示しています

SwitchBot温湿度計Proは、従来のSwitchBot温湿度計と比べてディスプレイが大型化。2段になった表示箇所には、他の部屋の温湿度計の情報も表示可能です。防水温湿度計を屋外に設置してその情報を表示することもできるので、一か所で室内と屋外の情報を確認できます。また、ハブ製品と接続すれば天気の情報もアイコン表示が可能になります。

またアプリからは過去の温度と湿度の情報をグラフで確認できます。この辺りは従来の温湿度計と同じです。朝起きたときに喉が乾燥しているので、確認したら夜間の湿度が下がっていた、といったこともわかるので、意外と便利です。

▲明け方に向かって室温が下がっていっていますが、湿度は56%前後をキープしていました。ちなみに、窓は開けっぱなしでした

実際の使い心地:加湿スピードと音のバランス

実際の使用感ですが、安価な超音波式と違い、吹き出し口付近にあるものが濡れることがなく、比較的自由に置き場所を決められるのがメリットに感じます。

おまかせモード(23時から7時まではおやすみモード)で運転したところ、約15時間で水がなくなりました。この辺りは部屋の環境次第なので一概には言えませんが、1日1回の水入れは必須でしょう。なお、タンクの清掃も毎日行うことが推奨されています。

加湿性能に関しては、約12畳の部屋で使用したところ、室温21℃の状態で、湿度48%から60%になるのに約1時間かかりました(ただし、ドアが開いた状態)。

超音波式や加熱式と比べると加湿は緩やかな気がしますが、それらとは違い、目に見える水蒸気が白い煙のように出てくるわけでもなく、手をかざしても濡れたりはしませんでした。

ただ、動作音に関しては、「弱」「静か」はほとんど気にならない反面、「中」「強」はそれなりの風量になるため音も大きくなっています。就寝中の利用には厳しいと感じました。常時運転で湿度60%程度を維持できていれば「弱」や「静か」で運転可能なので、そういう使用方法がいいのかもしれません。寝室で使う場合には、寝る1~2時間前に電源を入れて、睡眠中はおやすみモードで動作させれば音が気にならずに使えると思います。

まとめ

SwitchBot気化式加湿器は、派手さはないものの「静か」「清潔」「省エネ」という気化式ならではのメリットをしっかり活かした、扱いやすい1台でした。特に、温湿度計と組み合わせることで実現する細かな自動制御は便利で、部屋の乾燥が気になる冬場の常用機としてちょうどよい存在です。置き場所に困らず、ランニングコストも抑えられる加湿器を探しているなら、選択肢に入れて損はないと思います。

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