5月1日からフロリダで開催されているBlackBerry World 2012で次期OSであるBlackBerry 10搭載の開発者向け試作機が公開されました。
発表されたデバイスは4.2インチ 解像度1280×768の全面タッチパネル仕様。engadgetの中の人が見た限りではディスプレイの出来は非常に良いようです。スペックとしてはCPUは不明ですが内蔵ストレージが16GBでRAMは1GB。microUSB、mini-HDMI、microSDスロットが本体左側面に配置されています。engadgetで多数の写真が掲載されています。
BlackBerryといえば使いやすいハードキーボードが特徴ですが残念ながらこれには搭載されていません。ただ、ハードキーボードのデバイスがなくなるというわけではないようです。BlackBerry10で搭載されるソフトキーボードを評価するためにあえてハードーキーボードは搭載していないということのようです。
そのソフトキーボード、単語を予測して表示する仕組みは面白いですね。
今回公開されたものはあくまでも開発機なのでこのまま市場に出まわるわけではありません。市場向けのBlackBerry10搭載デバイスは秋に登場予定です。
それにしても、いくら開発機だからとはいえ劣化版iPhoneみたいな雰囲気はもうちょっとなんとかならなかったのだろうか……。